SIDE STEP | パーソナルトレーナー集団大阪神戸拠点とする「atease」 のブログ

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こんばんは、とにかく突っ走るしかない櫻井ですDASH! http://atease-cpt.jp/


先週ヒップのトレーニングについて書かせていただきましたが、それに関連した、ラグビーの一流選手の股関節の使い方について少しメガネ


トライネイションズ(南半球3ヶ国対抗戦)最終戦、オーストラリアvsニュージーランドより、オーストラリア10番クーパー選手の見事なステップですドンッ


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クーパー選手は右方向に移動しています



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右足が着地しました



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ここから左に切り返します。この時点で右側のお尻にかなりの力が発揮されています(力を溜め込んでいる状態=ローディング)



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この写真にご注目ください。下肢のトリプルエクステンション(股関節・膝関節・足関節の協調的な伸び)のパワーが最大限に発揮されている瞬間です。

発揮された下肢の力がロスなく上半身にも伝わり、右脚~頭部まで一直線なのがお分かりいただけるでしょうか。右側のお尻の筋力が最大限に発揮されています(力を解放している状態=アンローディング)

さらに左側の股関節が外旋(外側に回る)し、左ヒザが外側を向くことにより、発揮された力をムダなく左方向への動きに利用できています。


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完全に相手の逆を取り抜き去っています。


もちろん身体全体の動きなので、腕や肩甲骨の使い方も重要なのは言うまでもありません得意げ


また下肢の力をロスなく上半身に伝えるには、以前申し上げた体幹の安定性が非常に重要となりますグッド!


しかし90kg以上の体重でこのような動きをするオーストラリア代表の選手、素晴らしいですねキラキラ


「カラダが大きいと動きが鈍くなる」という考えは完全に化石と化しているでしょうグー


重要なのは「正しいトレーニング」!!