今日はいつにもまして早起きだった

アラームの鳴る2時間前に起きたボクは


家からほど近い砂浜まで散歩しに行った

朝早い海風はとても気持ちよく

ビーチサンダル越しに感じる砂浜の感触が

気持ちよかった


ボクの家から少し離れたバショに溶岩石で出来た

洞穴がある

子供の頃は秘密基地と云ってはよく遊んだものだ

冬になると海に近いせいか寒さが10倍増し位に感じた

そんな時にこの基地の中で焚き火をしながら体を温めた

家の中にいれば暖かいんだけど寒さは嫌いだけど

フシギと冷たい風も感じたいという衝動があったんだ


体に冷風を感じつつも目の前にある焚き火で温まる

矛盾だらけだったけど子供の頃はコレだけで

十分幸せだったんだ


秋の海はずっと前から大好きでいい思い出がいっぱいある

ケド…冬の海にはどういうわけか辛い思い出がある

今年の冬も辛い事があるのかな…

なんて考えながら基地を後にして振り向いた先に

いつの間にか朝日が辺り一面を優しく照らしていた

その太陽の中には一人の女性が立っていた


長い髪をかきあげながら音楽を聴き海を目の前にし

しゃがみ込んで膝の上でクロスした腕の上に顎をのせて

泣いていた…


彼女の方へ歩くボクの目に飛び込んできたのは

先日観覧車で見た彼女だった

               ~orangesky~


見上げた空に想いをこめて。。。

今日も一日笑顔でね。。。