「あー、疲れたなー」
青葉とゲームをした後、俺は風呂に入っていた。
いやぁ……ゲームってエキサイトすると結構汗をかくよなぁ……などと、ひとりもの想いにふけりながら、リラックスしたときを過ごす。
「おにぃ、入るねっ!」
「おー」
ん?今、何だか桃代の声が聞こえたような……。
「やった!おじゃましまーす!」
なんと、桃代がタオル1枚で浴室に入ってきた!
青葉とゲームをした後、俺は風呂に入っていた。
いやぁ……ゲームってエキサイトすると結構汗をかくよなぁ……などと、ひとりもの想いにふけりながら、リラックスしたときを過ごす。
「おにぃ、入るねっ!」
「おー」
ん?今、何だか桃代の声が聞こえたような……。
「やった!おじゃましまーす!」
なんと、桃代がタオル1枚で浴室に入ってきた!
大きいというわけではないものの、女性らしいふくらみの見える胸部。
ポニーテールをアップでまとめており、普段と比べて大人らしい雰囲気になっている。
「って、なんでいきなり入ってくるんだよ!」
「えっ?ボク、入るっていったよっ!」
「な、何しに来たんだ!」
「何しにって……もちろんおにぃの背中を流すためだよっ!アプローチタイムさっ!」
そういいながら、桃代は右手に持ったスポンジをにぎにぎする。
「あっ、おにぃの前を隠すタオルも持ってきてるから心配ないよっ!」
左手に持った白のタオルを見せ、桃代は無垢な笑顔を向けてくる。
ポニーテールをアップでまとめており、普段と比べて大人らしい雰囲気になっている。
「って、なんでいきなり入ってくるんだよ!」
「えっ?ボク、入るっていったよっ!」
「な、何しに来たんだ!」
「何しにって……もちろんおにぃの背中を流すためだよっ!アプローチタイムさっ!」
そういいながら、桃代は右手に持ったスポンジをにぎにぎする。
「あっ、おにぃの前を隠すタオルも持ってきてるから心配ないよっ!」
左手に持った白のタオルを見せ、桃代は無垢な笑顔を向けてくる。
「さすがにボクも、おにぃのぞうさんをみるのははずかしいかなぁ……なんて……」
桃代にしては珍しく、恥じらった表情になる。
「桃代、恥ずかしいならわざわざ風呂に入ってくる必要はないんじゃ……」
「そんなわけにはいかないよっ!ボクだってアピールするんだよ!」
「いや、別の時間でも構わないんじゃ……」
俺がそう指摘すると、桃代は少し考え込む。
「――はっ!?っで、でもっ!ここまで来たらもう一緒だよっ!さあ、おにぃ、早くボクに体を洗わせてっ!」
そう言って、桃代は左手に持った白いタオルを押しつけてくる。
桃代は思い立ったら即行動な性格だからなぁ……。
おおむね、他の皆がいろいろとアプローチをしていることをきいて、飛んできたというところだろう。
桃代にしては珍しく、恥じらった表情になる。
「桃代、恥ずかしいならわざわざ風呂に入ってくる必要はないんじゃ……」
「そんなわけにはいかないよっ!ボクだってアピールするんだよ!」
「いや、別の時間でも構わないんじゃ……」
俺がそう指摘すると、桃代は少し考え込む。
「――はっ!?っで、でもっ!ここまで来たらもう一緒だよっ!さあ、おにぃ、早くボクに体を洗わせてっ!」
そう言って、桃代は左手に持った白いタオルを押しつけてくる。
桃代は思い立ったら即行動な性格だからなぁ……。
おおむね、他の皆がいろいろとアプローチをしていることをきいて、飛んできたというところだろう。
「仕方ないな……それなら早く終わらせるか……」
俺は桃代からもらったタオルを腰に巻き浴槽から出る。
緑のバスチェアーに、桃代に背を向けて腰かける。
俺は桃代からもらったタオルを腰に巻き浴槽から出る。
緑のバスチェアーに、桃代に背を向けて腰かける。
「それじゃあ洗うよー!」
背中に柔らかいスポンジの感触があたる。
-ゴシゴシ、ゴシゴシ-
「おきゃくさーん、力加減はいかがですかー?」
「それ、頭洗うときに言うことなんじゃないか……。悪くないと思うぞー。もう少し強くてもいいと思うけどな」
「もう少し強くだね!」
―ゴシゴシ!ゴシゴシ!―
「お、それくらいがちょうどいいな」
「よーし、がんばるぞー!あ、かゆいところはないかなっ!?」
「だからそれは頭を洗うときだって……」
背中に柔らかいスポンジの感触があたる。
-ゴシゴシ、ゴシゴシ-
「おきゃくさーん、力加減はいかがですかー?」
「それ、頭洗うときに言うことなんじゃないか……。悪くないと思うぞー。もう少し強くてもいいと思うけどな」
「もう少し強くだね!」
―ゴシゴシ!ゴシゴシ!―
「お、それくらいがちょうどいいな」
「よーし、がんばるぞー!あ、かゆいところはないかなっ!?」
「だからそれは頭を洗うときだって……」
しばらく桃代に任せ、背中を洗ってもらう。
「それにしても、おにぃの背中おっきくなったね」
「まあ、歳もとるしなぁ……。そんなにスポーツしてるわけでもないから、そこまで大きいわけでもないと思うが」
「ううん、『やっぱり男の人なんだなー』って思うよ。どういえばいいのかな。肩幅が広いって言えばいいのかな。女の人とくらべるとやっぱり大きいよ」
「そりゃあ女と比べたら大きいだろ。スポーツやってるやつだともっとでかいぞー」
「うーん、あんまりおっきくてマッチョな感じも洗いにくいな!まあ、なんにせよちょうどいい大きさってことさっ!」
「まあ、歳もとるしなぁ……。そんなにスポーツしてるわけでもないから、そこまで大きいわけでもないと思うが」
「ううん、『やっぱり男の人なんだなー』って思うよ。どういえばいいのかな。肩幅が広いって言えばいいのかな。女の人とくらべるとやっぱり大きいよ」
「そりゃあ女と比べたら大きいだろ。スポーツやってるやつだともっとでかいぞー」
「うーん、あんまりおっきくてマッチョな感じも洗いにくいな!まあ、なんにせよちょうどいい大きさってことさっ!」
そんな、何気ないやり取りをしていると、桃代がつぶやく。
「ボクも大きくなってるのかな……」
「それはどこの部分ついて言ってるんだ?」
「えへへ……。どこだと思う?」
「そんな、答えに困る質問には黙秘させてもらいます」
「ボクも、おにぃの持ってる本の女の人みたいにして洗ってあげた方がいいのかな?」
「まったく、女の子はもっと恥じらいをもっ―――うぇおぁ!?」
「ボクも大きくなってるのかな……」
「それはどこの部分ついて言ってるんだ?」
「えへへ……。どこだと思う?」
「そんな、答えに困る質問には黙秘させてもらいます」
「ボクも、おにぃの持ってる本の女の人みたいにして洗ってあげた方がいいのかな?」
「まったく、女の子はもっと恥じらいをもっ―――うぇおぁ!?」
い、今、何かとんでもないことを言わなかったか!?
「でも、おにぃの本の女の人はもっと大きいし……。おにぃは黒乃おねえちゃんくらい大きい方が好きなのかな……」
「桃代、お、おま……」
まさか、俺の秘蔵のコレクションが――
「むー、黒乃おねえちゃんよりは運動してるはずなのに……。やっぱり揉むしかないのかな?あれ?おにぃどうしたの?陸にあげられて5分くらいした魚のような感じで口をパクパクさせて?」
「桃代、お、おま……」
まさか、俺の秘蔵のコレクションが――
「むー、黒乃おねえちゃんよりは運動してるはずなのに……。やっぱり揉むしかないのかな?あれ?おにぃどうしたの?陸にあげられて5分くらいした魚のような感じで口をパクパクさせて?」
俺は、風呂を出たらすぐに部屋に戻り、隠し場所を変えようと決心した。