C言語の初歩
第1回:プログラミングって何故必要?+α
始まりました、C言語をやってみよう!の企画。ただ、私自身が基礎の基礎すらあやしい状態なので、ミスなどがあった場合にはご指摘ください。m(_ _)m
あと、基本的に何か問題が発生した(例えばパソコンがバグで壊れた、変なメールがきた)のような場合に、私はまったく責任をおうことができないので、その辺をご理解いただけない場合は読むだけにしておいてください。
今日はプログラミングは何故必要かと、C言語の学習を始めるための用意についてお話したいと思います。
ただし、聞いた事があるかもしれませんが、すべてのコンピュータは0と1しか扱うことができないのです。
「Aという文字が入力されたら、Aという文字を画面に書いてね。」とコンピュータに言っても(あるいは書いても)、コンピュータはなんのことだかさっぱりです。
なので、コンピュータには0と1を使って「0001011100100100001100000100……」のように指示を出してあげなければいけません。
ただ、0と1を使った指示は、人間にとってはすごくわかりづらいものですよね?
今度は、指示を出す側がどう言えばいいのかがわからなくなってしまいます。
まったく知らない言葉を使う人同士がしゃべるようなものといえばいいでしょうか……。
「Aという文字が入力されたら、Aという文字を画面に書いてね。」とコンピュータに言っても(あるいは書いても)、コンピュータはなんのことだかさっぱりです。
なので、コンピュータには0と1を使って「0001011100100100001100000100……」のように指示を出してあげなければいけません。
ただ、0と1を使った指示は、人間にとってはすごくわかりづらいものですよね?
今度は、指示を出す側がどう言えばいいのかがわからなくなってしまいます。
まったく知らない言葉を使う人同士がしゃべるようなものといえばいいでしょうか……。
そこで登場するのがC言語などの「プログラミング言語」です。
プログラミング言語では「こういう風に書いてあれば、こういった0と1の指示をする」ということが決められています。
つまり、人間とコンピュータの仲立ちをしてくれるのです。
さっきの言葉の例で言うなら「通訳」の役割だと思ってもらえればよいかと思います。
プログラミング言語では「こういう風に書いてあれば、こういった0と1の指示をする」ということが決められています。
つまり、人間とコンピュータの仲立ちをしてくれるのです。
さっきの言葉の例で言うなら「通訳」の役割だと思ってもらえればよいかと思います。
コンピュータに指示をするためにプログラミングをすると思ってもらえればよいかと思います。
そして、もう一つ重要な点があります。
それは、「コンピュータは文句を言わない」ということです。
例えば、人間に「1から100までの数字を全部足した値を答えて。あと、1から21までを足した値とか、1から22までを足した値とか、途中の値も全部答えてね。」という指示を出したとします。
あるいは、「半径4.24の円の面積は?ただし円周率は3.1415で計算して。」という指示でもいいかもしれませんね。
指示をされた人間はかなり面倒くさく感じるでしょう。
途中でやめてしまうこともあるかもしれません。
しかし、コンピュータであれば、文句を言わずにしっかりと作業をしてくれます。
それは、「コンピュータは文句を言わない」ということです。
例えば、人間に「1から100までの数字を全部足した値を答えて。あと、1から21までを足した値とか、1から22までを足した値とか、途中の値も全部答えてね。」という指示を出したとします。
あるいは、「半径4.24の円の面積は?ただし円周率は3.1415で計算して。」という指示でもいいかもしれませんね。
指示をされた人間はかなり面倒くさく感じるでしょう。
途中でやめてしまうこともあるかもしれません。
しかし、コンピュータであれば、文句を言わずにしっかりと作業をしてくれます。
そういったように、面倒くさいことをまかせるためにプログラミングを覚えるのです。
2.始める前の用意
これを読んでいる人がC言語の勉強を始める前に、ちょっとだけ用意してもらいたいものがあります。それは、コンパイラとエディタです。
これがなければ、プログラムを打ち込む練習ができません(>_<)。
もちろん、読むだけでもかまわないとは思うのですが、実際にプログラムを打ってみたほうが身につくのも早いと思いますし、何より「おもしろい」のではないかと思います。
さて、ではちょっと説明。
コンパイラとは、「打ち込んだプログラムを0と1の指示に変えてくれるもの」になります。
エディタは、プログラムを打つためのものです。
エディタに関しては、メモ帳でもかまわないのですが、やりやすいのは「C言語用」のエディタでしょう。
コンパイラとは、「打ち込んだプログラムを0と1の指示に変えてくれるもの」になります。
エディタは、プログラムを打つためのものです。
エディタに関しては、メモ帳でもかまわないのですが、やりやすいのは「C言語用」のエディタでしょう。
ただ、ちょっとやってみるだけのためにお金を払ってコンパイラやエディタを買うのはあほらしいと思うので、ここはフリーソフトを使いましょう。
フリーソフトは(おそらく)無料なので、こういった「ちょっとやってみようかな?」には最適だと思います。
フリーソフトは(おそらく)無料なので、こういった「ちょっとやってみようかな?」には最適だと思います。
では、コンパイラについて。
こちらについてはボーランド社(今はコードギアとかエンバカデロが管理している?)の「C++ Compiler 5.5/Turbo Debugger」がよいかと思います。
「おそらく」無料で、使用期限もなくつかえるコンパイラです。
ただ、個人情報の入力があったりしますので、ダウンロードするかどうかは個人の判断にお任せします。
何か不都合があった場合には、私は何の責任もとれないので、それはご理解のうえでお願いします。
さて、話を戻して……。
以下のURLがダウンロードページへのリンクです。
このサイトの下のほうの「C++ Compiler 5.5/Turbo Debugger」の部分をクリックして、登録を進めていくことになります。
ちなみに、メールアドレスに関しては、yahooメールのアドレスは使えなかったです……。
URL→http://www.codegear.com/jp/downloads/free/cppbuilder
わかりにくい場合は、こちらも参考にしてください。
URL→http://www.chem.scphys.kyoto-u.ac.jp/nonnonWWW/ogawara/lecture/borland.html
こちらについてはボーランド社(今はコードギアとかエンバカデロが管理している?)の「C++ Compiler 5.5/Turbo Debugger」がよいかと思います。
「おそらく」無料で、使用期限もなくつかえるコンパイラです。
ただ、個人情報の入力があったりしますので、ダウンロードするかどうかは個人の判断にお任せします。
何か不都合があった場合には、私は何の責任もとれないので、それはご理解のうえでお願いします。
さて、話を戻して……。
以下のURLがダウンロードページへのリンクです。
このサイトの下のほうの「C++ Compiler 5.5/Turbo Debugger」の部分をクリックして、登録を進めていくことになります。
ちなみに、メールアドレスに関しては、yahooメールのアドレスは使えなかったです……。
URL→http://www.codegear.com/jp/downloads/free/cppbuilder
わかりにくい場合は、こちらも参考にしてください。
URL→http://www.chem.scphys.kyoto-u.ac.jp/nonnonWWW/ogawara/lecture/borland.html
次にエディタについて、こちらについては「窓の杜」にある「C言語を始めよう!」がよいのではないかと思います。
ただし、Windows7には対応していないようなので、Windows7を利用している場合は申し訳ありませんがおそらく使うことは出来ないと思います。
こちらは登録などはいらなかったです。
ただ、こちらも、永年無償かどうかはわからないので、そのあたりは、何かあったとしても私は責任を負えません。
その辺をご理解ください。m(_ _)m
URL→http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/program/progeditor/
保存は、borlandフォルダの中がいいのではないかと思います。
ただし、Windows7には対応していないようなので、Windows7を利用している場合は申し訳ありませんがおそらく使うことは出来ないと思います。
こちらは登録などはいらなかったです。
ただ、こちらも、永年無償かどうかはわからないので、そのあたりは、何かあったとしても私は責任を負えません。
その辺をご理解ください。m(_ _)m
URL→http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/program/progeditor/
保存は、borlandフォルダの中がいいのではないかと思います。
さて、コンパイラとエディタのダウンロードが終わったところでいざ始めよう!……といいたいところなのですが、まだしなければならないことがあります。
このあたりの面倒くささがとっつきにくさかなと思いますね。(^ ^;)
このあたりの面倒くささがとっつきにくさかなと思いますね。(^ ^;)
それは、「環境変数の設定」と「エディタとコンパイラをつなげる」作業になります。
「環境変数の設定」関しては、書いていくと膨大になってしまうので、やはり説明のあるサイトへのリンクを貼っておきます。
URL→http://www.chem.scphys.kyoto-u.ac.jp/nonnonWWW/ogawara/lecture/borland.html
Vistaの場合も、スタート(?だったっけ)からコントロールパネルを開けば同じようにできると思います。
「4.bcc32.cfg、ilink32.cfgファイルの作成」までやっていきましょう。
「環境変数の設定」関しては、書いていくと膨大になってしまうので、やはり説明のあるサイトへのリンクを貼っておきます。
URL→http://www.chem.scphys.kyoto-u.ac.jp/nonnonWWW/ogawara/lecture/borland.html
Vistaの場合も、スタート(?だったっけ)からコントロールパネルを開けば同じようにできると思います。
「4.bcc32.cfg、ilink32.cfgファイルの作成」までやっていきましょう。
次に、エディタとコンパイラをつなげる作業です。
先ほど「C言語を始めよう!」でダウンロードしたphb2005を開いてください。
その中に「phoebe.exe」というものがあるのでダブルクリックして開きましょう。
上のほうに、「ビルド(B)」というものがあるので、そこをクリックし、「Borland C++の設定(E)」というものがあるので、それを開きます。
「BCC32.EXEのパス(P)」の箱の横に「...」のようなボタンがあると思うので、それをクリックします。
すると「ファイルを開く」という状態になると思うので、「borlandファイル」の中の「bcc55ファイル」の中の「Binファイル」の中の「bcc32.exe」をクリックして「開く」をクリック。(長い!!)
先ほど「C言語を始めよう!」でダウンロードしたphb2005を開いてください。
その中に「phoebe.exe」というものがあるのでダブルクリックして開きましょう。
上のほうに、「ビルド(B)」というものがあるので、そこをクリックし、「Borland C++の設定(E)」というものがあるので、それを開きます。
「BCC32.EXEのパス(P)」の箱の横に「...」のようなボタンがあると思うので、それをクリックします。
すると「ファイルを開く」という状態になると思うので、「borlandファイル」の中の「bcc55ファイル」の中の「Binファイル」の中の「bcc32.exe」をクリックして「開く」をクリック。(長い!!)
そうすると、「BCC32.EXEのパス(P)」の箱の中に文字が入っていると思うので、OKを押します。
で、もう一度「Borland C++の設定(E)」を開いて「bcc32.cfgとilink32.cfgを作成する」を押します。
「上書きしますか?」のような確認がでると思いますが、気にせず「はい」にしましょう。
「上書きしますか?」のような確認がでると思いますが、気にせず「はい」にしましょう。
これでおそらく用意が出来たはず!
私はこれに一週間くらいかけちゃいましたよ(汗)
確か、どこかで再起動をしなければいけない手順があった気がするので、もし今までに再起動を1回もしていないようであれば、今再起動をしてみてください。
私はこれに一週間くらいかけちゃいましたよ(汗)
確か、どこかで再起動をしなければいけない手順があった気がするので、もし今までに再起動を1回もしていないようであれば、今再起動をしてみてください。
3.プログラムを打って見よう!
さて、ようやく準備ができた(はず)なので、プログラムを打っていきたいと思います。「C言語を始めよう!」の左上にある「ファイル」をクリックし、「新規作成」、「ファイル」をクリックしてください。
真ん中の灰色の部分が白くなり、その左上に「無題1」となっているかと思います。
では、ここに、以下のプログラムを打ち込みましょう。
そして、「名前をつけて保存」で、保存します。
名前は「hello.c」にしましょう。
その際に、下の「ファイルの種類」が「C/C++ソースファイル」になっていることを確認してくださいね。
#include<stdio.h> int main(){ printf("hello world\n"); return 0; }スペースや記号、英字はすべて半角にしてください。
そして、「名前をつけて保存」で、保存します。
名前は「hello.c」にしましょう。
その際に、下の「ファイルの種類」が「C/C++ソースファイル」になっていることを確認してくださいね。
入力が終わったら、上の「ビルド」から「コンパイル」をクリックします。
下のほうに文字がでてくるかと思いますが、「エラー」がでなければ成功です。
「bcc32とのリンクが~」(だったかな?)みたいな文章が出た場合には、2の作業ができていたかどうかを確認してください。
下のほうに文字がでてくるかと思いますが、「エラー」がでなければ成功です。
「bcc32とのリンクが~」(だったかな?)みたいな文章が出た場合には、2の作業ができていたかどうかを確認してください。
うまくいけば
------ コンパイル開始 ------ Borland C++ 5.5.1 for Win32 Copyright (c) 1993, 2000 Borland hello.c: Turbo Incremental Link 5.00 Copyright (c) 1997, 2000 Borland ------ コンパイル終了 ------
という表示がでます。
ここまでくればあと少し!
ここまでくればあと少し!
「ビルド」から「hello.exeの実行」をクリックします。
すると、黒い画面がでて、2行目に「hello world」と書いてあると思います!
そうなれば、完了です。
すると、黒い画面がでて、2行目に「hello world」と書いてあると思います!
そうなれば、完了です。
黒い画面を(右上の×をおして)消して、「C言語を始めよう」も閉じましょう。
おつかれさまでした!(長かった~)