さて、他の人に題を与えてそれで終わりというのもどうかと思うので、私なりの考えを。

今回は、「幸せってなんだろう」です。




私は、幸せというものは「普段の生活の中で、ちょっとでも「うれしいな」と思える何か」だと思います。
そういう意味では、すごくこじんまりとした感じかもしれませんね。

「おいしいご飯を食べた」とか「テレビがおもしろかった」とか、「今日もいろんな人と楽しく過ごせた」とか……。

そういった、小さなことだけれども「楽しい」あるいは「今ここにいれてよかったな」と思えること、それが「幸せなこと」なのだと思います。

そう考えると、私も含め、今の社会では、もっと大きな幸せを求めすぎなのではないかと思います。
「あれも、これも、それも、全部(あるいは、望むものすべてが)が自分にとってよいものでなければいけない」といった感じでしょうか。

でも、生きていく上でそれほどの幸せを得られるのは、本当に一握りの人だけだと思います。
ほとんどの人は、小さな幸せだけしか得られないと思います。

だから、小さなことでも幸せと感じられるようになればいいのではないかな……というふうに感じますね。

ちょっと題の趣旨とは離れてしまったかもしれませんね。
では、離れたついでに、すごく的を射た言葉を。
以前、好きなライトノベルであげた「マテリアルゴースト」の5巻より……

僕らが欲しいのは≪閉塞した理想郷≫じゃない。≪幸福な現実≫だ

本の中の話を読んでいないとわかり辛いかとは思いますが……。
「自分が望む何もかもを無尽蔵に得られるけれど、自分ひとりの世界」よりも「うれしいことも、悲しいこともある。得られないものもあるかもしれない。けれど、他の人たちと関わって生きていく世界」のほうがいいのだ……という意味だと、私は感じています。