昨日、発達障がいのことについていろいろ調べていたら、とんでもない事実に気付きました。
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長女が幼稚園年中に上がる時、幼稚園側から加配の提案をされました。行動や理解が他の子どもより遅く遅れが出るので、長女にもう1人先生が付きサポートにしてもらうということです。
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娘は確かにゆっくりしていましたから、加配の先生が付いて頂くにこしたことはありませんでした。しかし本当に娘の為にというよりは、幼稚園として保育士の加配申請する為に、、、ということもあるのかな、とは思ったり少し複雑でしたが、とにかくその為には病院で診断名をつけてもらわなくてはいけませんでした。
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診断名は「広汎性発達障害」。自閉症やアスペルガー症候群を総称する名称。
しかし私はこの時からずっと昨日まで勘違いをしていました。
「広汎性発達障害」とは、自閉症とまではいかない発達障害予備軍のような、つまりグレーの状態を指すのだと。
だから、こちらの投稿でも「私の長女は発達障害グレーです。」と言っていました。
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でもそれは私の誤解でした。教師でありながらこんな間違いをするとは本当に恥ずかしいです。
前述しましたが、「広汎性発達障害」とは自閉症やアスペルガー症候群の総称。もっと言えば、2013年にアメリカ精神医学会が公表した精神障害の診断統計マニュアル(DSM)では、更に細かい分類をなくし、「自閉症スペクトラム」としたようです。
つまり、「広汎性発達障害」は一世代前の呼名、現在は「自閉症スペクトラム」。
長女は「自閉症」であると、しっかり医師から診断されていた訳です。
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学校で勤めていると、多くの子どもたちと関わります。自閉傾向のある子どもは少し話をすると分かります。以下のような共通の特徴があります。
・目が合いずらい
・会話が一方的
・こだわりが強い
・冗談が通じずすぐにムキになる
等々。
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普通学級にもそういう傾向があるな、という子どもはいます。しかしそれが軽度なら、たまに友達と軽い喧嘩を起こす程度で普通学級で問題なく生活できます。
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以前、長女の発達の遅れは先天的なもので、早期英語教育がその原因ではないと申し上げました。それは、娘が以上な特性によく当てはまり(目が合いずらいはあまり感じませんが)自閉傾向があると確信できるからです。言語のインプット量が多すぎて遅れが出ているのなら、単純に言葉が遅れるだけのはず。
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そもそも娘に診断名がついたのも、幼稚園の要望を受けて、診断名が必要と病院側にお願いしたから。その事がなければ未だ私は長女を自閉傾向のあるグレーの子と思っていたでしょう。
診断名がついていようがいまいが、娘は娘。逆に医者に、「全く問題ないよ。」と言われても、この自閉傾向独特の特性は否めません。
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発達障がいの診断は、専門家でも判断が難しく、医師によって診断名が変わることもしばしば。児童精神科の権威佐々木正美氏も著書の中で「診断名にこだわりすぎずに」と仰っています。
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診断名はあくまで目安。診断名があることで、だからこういう特性があるのか、他の子どもと違うのか、育て辛さがあるのか、と納得することができます。そして、じゃあどのように付き合っていこう、こんな手立てをしてみようと冷静に判断していくことができます。 「自閉症」という診断名に落胆するお気持ちは否めません。でも診断名がついたところで我が子は我が子。世間体?親がそんなことを気にしていたら、子どもをどんどん小さくさせてしまいますよ。せっかく貴方が与えた命。清々しく堂々と生きるよう親が導いてあげてください。親が明るく前向きに生きる姿を示せば必ず子どももそうなっていきます。
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私のとんでもない勘違いにより、グレーだと思われてきた長女。今日からは「自閉症スペクトラム」。スペクトラムって言いにくいですね。スペクトグラムって言ってしまいそうになります。でもなんかちょっとかっこいいですね。
よっ、スペクトラム!
娘、かっこいいよ‼︎