先日死刑が執行されました。
死刑を執行すると、必ず反対派からの抗議コメントが掲載されます。
しかし、抗議こそすれ行動はしない。別にデモをしろというわけではありませんし、ましてや暴力は問題外です。死刑は法律で決まっているんですから、それを改正するべく選挙で大量当選できるように努力することを普段からする、ということです。結局ずっと改正されないだろうなというのが本音です。
さて、ここからは私見です。
私自身は死刑に賛成です。
死をもって償うというより、多くの人に迷惑をかけないためです。終身刑(※無期懲役ではない。仮釈放なしのこと)で刑務所にいたとしても、死刑に相当する犯罪を犯した人の大多数は利己的だろうと思われます。
そして、終身刑を導入することで混乱が増すとも考えています。
終身刑だとどんなに頑張っても刑務所から出られません。ということは自棄的になりがちです。これは既に終身刑や懲役で100年を超える刑を科しているところでそういう現象があるやに聞きます(自分で確認したわけではありません)。考えてみれば納得です。無期懲役なら仮釈放があります。20年なり真面目に勤めれば娑婆に出られる可能性がある。それなら自由を手にするために頑張る人もいるでしょう。しかしどれだけ真面目に勤めても仮釈放がなく、生活が変わらないのなら、頑張る意欲がどこに湧くでしょう。
従って、死刑制度は必要だと思います。
ところで、この制度について賛成ではありますが、納得いかないことがあります。
それは、死刑確定から半年以内に死刑を執行しなければならないというルールを守っていないことです。
宅間守ですら1年かかりました。
法治国家ならば、法を遵守すべきです。
ではなぜ守れないのか。それは、有罪でない可能性をわずかでも持った人間に死刑判決を下していることに他なりません。
実際死刑から再審で逆転無罪になったケースは免田事件をはじめ複数存在しています。
人間だから間違える、だから三審制を敷いている。そこでほんのわずかでも疑義があるのなら、死刑判決を下してはなりません。
確実に重罪を犯して、更生の余地が無い場合に限り死刑判決が出されるべきです。
もしかすると死刑判決の場合、最高裁の上にもう1つ審査する機関が必要なのかもしれません。
そこでわずかでも疑いのある者は差し返し、確実な者だけが死刑となり、死刑執行前の事前審査も兼ねれば半年で死刑は執行できると思います。
死刑制度については法整備がまだ甘いように思います。
人の命を公権力が奪うのなら、確実な方法をとってほしいと思います。