大学を出て13時30分を回っています。
｢お腹空いたよ～｣｢朝、リンゴだけだったしね。｣
そんなわけで、ものすごく適当にトラムで降りた
目の前のレストランに入ってみることにしました。
イタリアの国旗もあるし、ピザやパスタ･･･
最早定番だけど、安いしね。ここにしよう！
ちょっと外観からも高級感が漂っていますが
外の出ているメニューを見るとそれほどでもない
みたいなので、ドキドキしながら入ってみることに。
やっぱり、入るお店間違えた！？(°Д°；≡°Д°；)
というくらい落ち着いた雰囲気です。
しかも、他にお客さんがいないという事実！
(まぁ、時間も遅いしね)とか、言いながら
ちゃっかり、１番奥を陣取る我々。
テーブルの上にはお花と定番の蝋燭シュガーポット。
何やらアラブ系のおじ様にメニューを渡されます。
おじさん、お客じゃなかったんだ！(衝撃)
とりあえずカルボナーラ(4.8ユーロ)とピザ(5.5ユーロ)
を注文。うん、値段はそんなに高くないですね。
こんな風に絵も至る所に飾ってあります。
ちょっと雨も降ってきました。
ある意味、ちょうどよかったかな？お腹すいた。
ちなみに、注文を受けたおじさんの感じから
奥さんが作っているみたいです。この広さを
ご夫婦２人でしているの！？とさらに衝撃が！
頼んでいたアップルソーダと先生のスプライト
ともに1.5ユーロでした。お料理が楽しみ～。
というわけで、やってきたカルボナーラ！
た、大量にあります、マジで。
｢先生、私サイズ大きいの頼んじゃったかな？｣
｢いや、それはないでしょ？｣
このカルボナーラだけで軽く1.5人前はあります。
ちょっとブレた～んだけど、ピザも大きい！
水菜(･･･ではないよね)パプリカ、鶏肉、チーズと
とにかくボリュームたっぷりなのです。
お味は、というと･･･どっちも優しい味！
｢いい意味であっさりしてるね。濃くない！｣
｢カルボナーラもクリームスパゲティって感じだね｣
あ、これならいけるかも･･･というわけで先生と
２人で頑張って完食。これ味が濃かったりしたら
ちょっとキツかったかもなぁ。美味しかったです。
食後、まったりしていると、厨房からシェフである
奥様がご登場。バリバリ中東系の感じですが･･･。
空いた食器をさげる際にご主人から定番の
｢Woher kommen Sie？(どこから来たの？)｣
という質問をされたので、今回は戸惑うことなく
｢Wir kommen aus Japan.｣と答えたら
｢日本？私たちエジプトだよ！｣という回答が！
え、エジプトだと！？∑(ﾟДﾟ)
しかし、このお店はどこからどう見てもイタリアン。
しかし、奥さんもバリバリ、エジプトだそうだ。
その後、ご主人が奥さんに(恐らく)
｢あのお客さんたち日本からなんだってー｣
ということを伝え、さらに話しかけてくれました。
奥さんのほうはかなり早いドイツ語だったので
聞き取れず、先生のほうが対応してくれました。
｢あなたたちは学生で(ドイツに)来てるの？｣
｢いえ、私は大学の客室研究員で１年間ドイツに
滞在するんです。 こちらは妻です。｣
｢あら、そうなのー。こっちに来て長いの？｣
｢いや、まだ来たばっかりです。｣
というような、やりとりだったそうな。
どうしてイタリアのお店をしようと思ったんだろう？
そもそも、何故、ドイツに？
色々疑問が沸き起こる中、美味しかった旨を伝えて
お店を後にしました。先生にも
｢もっと会話が出来るようになったらそれくらい聞けるよ｣
とのことですが･･･前途多難なようです（;´▽｀A``
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しかし、１つわかったことが･･･それは
エジプトの方が作るイタリアンも美味しい！ 以上です。