色々カフェ巡りをして、自分なりに日本とドイツのケーキ
から、さらに両者の違いについて触れてみたいと思います。


ここからは、事実的根拠もなく、私の勝手な推測が多々
入っているので一個人としての意見として軽く受け流して
くださると嬉しいです。(興味のない方は読み飛ばしてー)


こんだけ、散々、ドイツのケーキをエンジョイしている
わけですが、やっぱり日本のケーキとは味が違います。


どっちが美味しい、とかいうのはないんですが
(なんせ、私は甘味党)強いて言うなら、日本は
デコレーションにすごく力を入れていて生クリーム
を使った芸術的なイメージがありますが、ドイツは
そこまで生クリームでデコレーションに力を入れず
「芸術」というより「手作り」といった感じがします。


これは、散々述べてるケーキに対する価値観の違いも
あるのかもしれません。日本はケーキ、というとどこか
「特別」であり、例えば、記念日や何かのご褒美、
お客様用に、誰かの家にお呼ばれするから、といった
「非日常」な用途でケーキが登場することが多々あります。


ドイツでは、誕生日とか特別なときはもちろんですが、
ケーキが日本ほど、特別なものではなく「ティータイム」
「食後に」と日常的に当たり前の存在だったりするわけです。


「家で作るのも当たり前」なので、お呼ばれする時お土産に
ケーキは厳禁だし、こんなにケーキ屋さんがあっても
商売成り立っているのは、自分の家で消費しているから?


カフェにしても日本ではどこか「女子の文化」という
イメージがありますが、ドイツではご家族で、老夫婦で
はたまた男性同士でビジネス会話をしながらケーキを
突っついていたりするのを見かけたりします。

なんとまぁ、甘いもの好きな男子には羨ましい光景です。


そこには、やっぱり物価の違いもあるのかも。

ドイツでこんなに気軽にケーキが食べられるのは日本に
比べると、小麦、バター等の価格が圧倒的に日本よりも
安いからなのです。これは、私もびっくりしたけどね。
小麦とか1kg(0.45ユーロ)とかで売られてたし。


そして、ケーキに対する価値観からなのか、
両者の大きな違いは、包装だったりします。


日本のケーキ屋さんは、基本的に既に1つずつカット
されていて、アルミが敷かれ、個々にテーピングされ、
なんというか1カットで完成系といった感じですが、
(箱もしっかりしてるし保冷剤もつけてくれるし)


ドイツは作ったホールのままディスプレイして
(もうカットしてる場合は多々ありますが)
テイクアウトの場合、手でとる場合もあるし
(日本はトングや手袋が絶対だったり)
包装もかなーり簡素だったりします。


あるお菓子屋さんでは、テイクアウトのケーキを
紙に包んで、器用に持ち手の部分を作り、ハイ、と
いった感じで「それでいいんだ!?」とびっくり。


でも、実際に日本でいて店員さんが手づかみで
ケーキをとってくれる姿を見ると「ちょっと・・・」
とか思っていたので、自分も現金なものです。


こんだけ、書くとドイツのエコに日本も見習って・・・
とかいう方向になりますが、なんせ、日本は暑いのです。


ケーキの作り方の違い(生クリーム系で作ってその日

中に消費しないといけない)ケーキに対する価値観から
このような違いが出てくるのかな、とも思います。


ドイツはエコの国!とよく言われていますが、そりゃ
デポジットは日本より徹底していますよ?でも各家庭
から出る生ごみが大変なことになっていると問題に
なっているそうです。あんなに買いだめしてたら
そうなるよなぁ、と納得してしまうわけではないですが。


なので一概に日本のほうが!ドイツのほうが!とは
言えませんが、両者それぞれ、ケーキに対する価値観は
気候や風土などの前提が違い、そこから作られてきた
文化なんだなぁ、としみじみ感じたわけです。


日本のケーキはどちらかというとフランスに近いのかな?
素晴らしい職人さんたちも多々いるし、あの芸術的な技は
日本人だからこそものだとは思いますが・・・


まぁ、それを語りだすとまた、長くなるのでこのへんで。

ここまで、まとまりのない文を読んでくださった方に感謝
です、ありがとうございます。ただ、食べてるだけ・・・
なんですが、私も色々考えているんですよ!とアピール
してみたかったのか、ちょっと考えを整理してみたのです。


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