なんとか色物の洗濯を終えて、干すことに。

そのとき、大家さんがなんの躊躇いもなく一緒に

私と先生の下着も干してくださったことには

ビビりました(@ ̄Д ̄@;)


しかし、「Jeans,T-Shirt」と下着類まで1つ1つ教えて

くださり、しかも「ブラジャーはBüstenhalterで

「Bh(ベーハー)と略す」とのことです。

また1つこうして賢くなっていくわけですね。


ドイツ式(?)干し方も教えてくださり、教わりながら
干していると「とっても上手よ!」と褒められ、あれ?
これってもしかして、なんか嫁姑関係に似ている?
ちょっと楽しいかも。ヽ(゜▽、゜)ノ


さらに「タオル、これだけじゃ足りないでしょ?」
と言われ、いや、手洗いしていたから・・・とは言えず
「まっさらだからこれ、使って」と綺麗なバスタオル
たちを頂きました。いや、何から何まですいません(汗)


2回目の色物の洗濯をしている際(量が結構あった)
大家さんが「(洗濯物が)終わるまで一応、見てるわね」
と、言ってくれたのでですが、そのまま台所で洗濯を
ボーっと見ているわけにもいかず・・・


ど、どうしようか?(先生はリビングで新聞読んでる)

しかし、私はドイツ語出来ないし、大家さんはもちろん
日本語出来ないし、英語も苦手みたい(°Д°;≡°Д°;)


というか、こういうときこそ、何かお菓子でもてなす
のでは!?しかし、我が家にはアイスクリームしかない!


ぎゃー、どうしたらいいの?と思いつつ、はっ、と閃きで
日本茶を入れて差し上げた。嫌いだったらごめんなさい。

「Japanisch Tee」と言いつつ差し出すと、大家さんは
「Frucht Tee?」と尋ねられたので「Grüner Tee」と答えたら
何やら緑茶はよく飲むそうで、好きだと言ってくれました。


そこで、何やら家族の話になり、私が5人姉弟の1番上で
妹が双子だったり、大学生の妹がいること、弟はバレエを
習っていることなどを話しました。大家さんも4人姉妹で
1番末っ子らしいです。娘さんは1人で、お孫さんが3人
いらっしゃり、私と年齢も近く(確か27歳と22歳だったかな)
曾孫さんは1歳になったばかりだったのか。


え、ってことは大家さん、何歳ですか?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

それから大学では芸術を専攻していて、ずっと教えていた
ことなど(確かにお家には絵がいっぱい飾ってある)
教えてもらって、PCで家族の写真を見てもらうことに。


台所から「大家さんに写真を見てもらうことにした!」
と私が現れたときは先生は、大層ビビッたそうです。
(言葉が出来ない割りになんで、そうなった!?みたいな)


で、王子がバレエしてる写真や、我々の結婚式の写真
家族の写真などを見せて大盛り上がり。いや、もちろん
先生の通訳と電子辞書様のおかげなんですが・・・。


「ドイツにも有名なバレエはあるわよ!」とか
「あなたたちの両親はドイツに来ないの?」と尋ねられ、
妹が来る予定だよ!ということを話しました。


あと、Aちゃんが送ってきてくれた神前結婚だった友達の
写真を見せつつ「この友達が8月に来てくれるよ」と報告。


さらに、我々の結婚式の写真で和装に感動され、
「あなたの妹たちが結婚するときも着物を着るの?」
と質問され、返事に困っていました(^▽^;)


そこで、何故か持ってきていた浴衣をお見せし、来る前に
お世話になったHさんに渡されたA県の酒蔵のはっぴ

をプレゼントしたら、滅茶苦茶喜ばれました。(  ゚ ▽ ゚ ;)


「これは(日本語)なんて書いてあるの?」
「どういう意味なの?」「いつ着るものなの?」
大家さん、大はしゃぎです(笑)


先生が1つ1つ質問に答え、紙にローマ字で読み方
まで書いてあげてました。大事そうに畳んで持って帰る
大家さん。まぁ、先に述べたように色々ありまして、
結局、また来てくれることになったのですが
(どっちみち窓の掃除をしに来てくれる予定だったので)

最後はハグまでしてくれるようになりました。


おー!前は握手程度だったのに・・・レベルアップ?

「次、来たときにはお菓子を作っておもてなしするぞ!」
「そりゃ、喜ぶんじゃない?みなみちゃんのこと
「可愛い」「可愛い」って何度も言ってたし。」
「え、そうなの!?Σ(=°ω°=;ノ)ノ」

「うん、しかも「あなた、日本人のお友達いるの?」って
尋ねられて「いや、欲しいんですけど、なかなか・・・」って
言ったら「でも、可愛い奥さんが一緒だからいいわね」って
言ってたよ。お孫さんとも年齢が近いみたいだしね。」


「そ、そうなのか。やっぱりはっぴ効果は大きい?」
「まぁ、ああやって写真とか実物見せるのはいいよね。
説明しやすいし、話も盛り上がるし。そういうの俺は
全然、持ってきてないからなぁ。みなみちゃん偉いよ。」

「はっはっは、むしろ、それぐらいしか持って来てないさ。」


と、そんな会話を交わしつつ、大家さんとの交流を果たした
のでした。ちなみに、お別れした後、すぎにインターフォンが
なり、え?忘れ物?と思ったら私宛に届いている手紙を
わざわざ持ってきてくださいました。ありがとうございます。


これからも、大家さんとは良好な関係を築いていきたいです。


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気付けば、電子辞書様のおかげで、レーチさんの通訳いらなかった!
じゃぁ、今まで洗濯を手洗いで頑張ってたのはなんだった・・・(略)