今日の目覚めはイマイチ。
なんでか鼻が詰まって苦しい。
わたしは、この世に生まれてもう10か月になるの。
ママという人がいつもそばにいるよ。
ママはわたしに美味しいパイを飲ませる役目。
あとは歌を歌ったり、わたしと遊ぶの。
わたしだけのママ。
そんなママが大好きなんだけど、突然こまったことになった。
パイをママが全然くれない。
わたしがパイを飲むと幸せそうに笑ってくれていたのに、嫌な顔してる。
パイ欲しいってたくさん言ってるのにわかってない振りしてマグマグを渡してくる。
そうじゃない!!
パイを吸うのが幸せなのに!
喉が乾いたんじゃない!
そうしたら、わたしの鼻になんか突っ込んでジューーッてしてきたの!
信じられない!
わたしのこと、ママは嫌いになったんだ!
だからこんなに意地悪するんだ!
…あれ?
…ママ?……泣いてるの?
『ごめんね。ごめんね。』
なんで謝るの?
『ママね、パイ傷ついちゃったの。』
『痛い痛いなんだ。』
『ママ我慢してパイあげてたら、もっと痛くてこの先ずっとあなたにパイあげられなくなるの』
そんな!こまる!
『だからね。少しだけ我慢してほしいの。』
『早く治すから、それまで…ごめんね…。』
『愛してるよ。大好きよ。』
…………。
わたしはママのパイが大好きだから、ご飯食べるの我慢してパイ飲んでたのに…。
…少ししか我慢しないからね。
だからママ泣かないで。
その代わり、たくさん抱っこしてね。
ずっとそはにいてね。
良かった。
ママはわたしを嫌いじゃなかった。
わたしもママ大好き。



