昨年12月の理事会で他国代表へ移籍を求める7人の申請について検討するとタス通信が報じたらしい。

今年に入ってロシア選手が19人国籍変更の申請をしている?

 

タラソワさんによれば移籍申請をしているのはトップの選手ではない人ばかりとのこと。

言うなればトップ選手は希望し辛い雰囲気なのか。

それともロシア愛国心が強いのか。

タラソワさん初め、ちょっとロシアの重鎮達からの圧力を感じる言葉が多いですよね。

国自体がそういう雰囲気になってるのかもしれませんが…

実際のところ、わかりません。

 

本当に難しい問題だと思う。

 

長野五輪頃だったかシドニー五輪?アテネ五輪の頃だったか…

五輪関連の特集で古橋廣之進という水泳選手の放送がされたことを思い出した。

第二次世界大戦後、日本は戦後初のロンドン五輪への出場が許されなかったという。

 

前年の全日本で世界記録を出していた古橋選手。

ロンドン五輪に出られなかったことで日本連盟は同時期に記録大会を開催。

ロンドン五輪金メダリストを上回る記録を出したそう。

 

その後、国際試合に復帰を果たし記録を連発し度肝を抜かせるも日本代表のブレザーには日の丸を掲げられなかったとの事。

 

その4年後のヘルシンキ五輪にやっと日本人は出場が認められたとのこと。

 

しかし、4年は長いですよね。

順調に来ていた古橋選手は前年にブラジルでアメーバ赤痢に罹ってしまいその後遺症がずっと続き

万全の態勢で五輪には臨めなかったとのこと。

古橋選手のピークは過ぎてしまったとも言われてる。

 

選手にとって『ピークの時期』はあるもの。

その時期は選手によって違いますが、それでも決して長くはないのが現実。

 

それが自分のせいではなく国の云々だったら…

どこに気持ちをぶつけていいかわかりませんよね。

 

今回、ロシアはその当時の日本の様。

 

今季、ロシアは出場停止になっています。

それも仕方ないと思います。

ただ、選手の移籍があっても仕方無いと思います。

それで出場できるなら。

でも家族もいる訳ですから国籍変更を決断するのも心情的にも簡単ではないのも現実でしょう。

 

ところで、五輪出場に関連してシニア出場の年齢制限も変更されましたよね。

段階的に来季は16歳以上、再来季から17歳以上で統一。

何故何回的にするのかよぉわからんが…

 

これがどういう目的なのか。

書いてありましたっけ?

 

ワリエワ選手のドーピング問題での責任能力を受けての問題なのか。

はたまた高難度ジャンプの低年齢化による引退低年齢化が問題なのか。

 

正直、ドーピング問題については色々思う所があります。

これについては未だ決着が付いておらず五輪団体のメダルの行方がわかっていません。

ワリエワ選手に対する処分についても不明。

 

おそらくISUだけではなくオリンピック委員会やWADAとの関係もあるのでしょう。

私見では厳しいと思う人もいると思いますが

責任能力というのは試合に出場する以上、年齢関係なく負うものだと思っています。

国を代表するという時点で分別付かない年齢ではない筈。

大人の責任が大部分だとしても可哀相だとは思いますが、やはり平等に個人も団体も結果無しだと思うのです。

どの選手だったか

小さい頃から食べ物、の見物には気を付け自分に責任を持ちなさいと言われてきた

と言っていた。

その通りだと思う。

 

また、低年齢による高難度ジャンプの影響は確かにあるように思う。

だからと言って選手は挑戦を止めないでしょう。

それこそ高難度挑戦の年齢制限を設けない限り。

 

今回、ロシア選手が出場してないジュニアGPSでも3戦終わって複数人が高難度に挑戦している。

女子で言えば3A以上、男子で言えば4回転。

 

女子はロシアを筆頭にここ数年で驚異的な高難度を連発してきましたよね。

ただ、その女子に関しては20代での様子が未知と言えます。

 

3A以上を跳ばずに席巻した

アデリーナ・ソトニコワ

ユリア・リプニツカヤ

アリーナ・ザギトワ

エフゲニア・メドベージェワ

(3-3と3A以外の3回転を常に入れてたという意味で)

 

皆怪我に苦しみ早くに引退、もしくは20代ではなかなか活躍できず。

3A以上跳んでいる

アンナ・シェルバコワ

アレクサンドラ・トゥルソワ

カミラ・ワリエワ

三者ともまだ10代で20代は未知。

そしてシェルバコワはつい最近手術し、怪我に苦しんでたアリョーナ・コストルナヤも手術予定。

その下の世代の高難度ジャンパーも続々控えているが未知。

こうやって見ると、早くから高難度を跳んでいてどこまでもつのか未知。

 

女子で20代でも活躍した高難度を小さい頃から試合で跳んでる選手と考えると

エリザベータ・トゥクタミシェワ

浅田真央さん

(試合で1回とか何回か成功させた選手は除く)

 

まあリーザの場合、跳べてはいたけどジュニアではほぼ入れたことないし怪我で跳ばないことも多くあり

常に跳び続けてたかと言われるとそうでもない。

浅田さんの場合は12歳頃から常に跳び続けてたと言ってもいいのではないだろうか。

ジャンプ改良の時期以外、常に跳び続けジャンプ改良時にも跳んだ試合もあったので1シーズン丸ごと跳ばなかったことはない。

特に日本は争いが熾烈だったためシーズン通して試合もフル出場の、日本連盟主催のイベント等フルに出ていてどこかで休むということもなかった印象だし。

(国内で争いがない他の国では調整であるGPSには出ない人もいた)

リーザが現在25歳だが昨年ワールドで2位になって以来今季は出場停止で状態がわからない。

浅田選手も23歳でワールド優勝後、1シーズン休養してその後復帰したが怪我で思う様に出来ずに25歳で引退。

 

ちなみに伊藤みどりさんも跳び続けてた訳ではないがあれだけの高いジャンプと脅威のスピードで体への負担が大きく引退時には身体がボロボロだったという(本人談)。

紀平選手も10代後半で怪我に苦しんでいて20代は今シーズンから見てみないとわからないので未知。

 

前例が殆どないだけに今のジュニア以下の高難度ジャンパーは20代でどうなるか未知過ぎる。

 

男子も高難度連発で女子よりも筋肉量でカバーしてるとは言え

それでも怪我する人も以前より多くなった気もする。

 

一般的に

女子は身体が軽いジュニアの時に跳び易く脂肪がついて女性らしい体になると高難度は難しくなると言われる。

男子は身体が出来上がる20代の方が10代より安定すると言われてたけど高難度連発になると定型も当て嵌まらない。

 

若い頃から4回転跳んでたヤグプルもなんか色々器具が体の中にあるし

23歳のネイサンも怪我持ち出し。

 

24歳の宇野選手や19歳の鍵山選手はどうなっていくだろうか。

宇野選手って怪我少ないイメージだ。

 

また、最初に年齢制限が設けられたのが長野五輪金メダリストのタラ・リンピンスキーが15歳で引退。

4年後のソルトレイク五輪金メダリストのサラ・ヒューズが15歳で優勝、16歳で引退。

とあまりにも早い引退が続いてシニアへの年齢制限がそのシーズンの7/1時点で15歳になってないとシニアに出られなくなった。

それまで見てみるとタラもクワンも13歳で世界選手権に初出場してるんだよね。

伊藤みどりさんも14歳で初出場したみたいですし。

ちなみにteacafeが大好きなゴルデーワ&グリンコフが世界選手権初出場の最年少優勝でカーチャが14歳、セルゲイが19歳の時。

 

この年齢制限ではご存知、浅田真央さんがトリノ五輪にわずか2ヶ月足らずに出場出来ず。

4年後に持ちこされました。

 

近年では10代で引退する選手も多く(特にロシア選手が多い)昨季もアリサ・リウが16歳で引退しましたね。

で、今回の年齢制限ですがそれまで出られると思ってたシニアに出られない人も多い訳で。

 

今期待の島田麻央選手。

2008年10月30日生まれの13歳。

 

現時点で4回転と3A持ちのロシアっ娘レベル。

今までのルールなら4年後の五輪に出場出来ていた筈が、五輪に出られるのは8年後の22歳。

更に4年後だと26歳。

そしてシニア出場可能なのが五輪後のシーズンからだからワールドに出られるのも5年後の18歳。

うん。

頑張ってほしいけど未知過ぎる。

人によって違うけど相対的に女子は17歳から19歳頃が体型変化で一番苦労してる感じ。

 

今まで出られると思ってた時期に出られないってかなりキツイよね…

ピークがいつ来るかも未知。

運も…って言うけどそれにしても…

 

余談ですが、アイスショーやEXでいつの頃からか高難度ジャンプ跳ぶようになったけど

あれ、個人的にはやめた方がいいんじゃないかなと思ってしまう。

暗い中、狭いリンク、ショーで怪我したら元も子も無いと思うんだよね。

 

昔、プルが新横のアイスショーで膝を強打して結局手術になった。

ショーでも練習、というのもわかるけど絶対はないから。

 

とまあ話がゴチャゴチャ色んな所に行っちゃったけど

年齢制限、結構影響ありそうですよね。

人もそうだけど、17歳以上となると特に女子は演技の方向性も変わりそうだけどどうなるだろう。