出来るだけ細かく書こうと思う。

 

「ギャンブルなんてするもんじゃない、金の無駄だ」

俺が子供のときから母親がテレビなんかでパチンコの話題が出たりしたら言っていた。

 

曰く、「のめり込んで借金して、返せなくなって自殺する。

    自分だけじゃなく家族や周りの人にも迷惑をかけることになる。

    楽して金を稼げると思うな。そんな人間になるな。」

 

とこんな感じで酷く罵っていた。

子供の自分は何が悪いのかわからなかった。

自分で稼いだ金でやってるからいいのでは、と思っていた。

それが今になって漸くわかった気がする。

 

 

始まりは確か高校3年のときだったかな。

周りはパチンコに行く奴らばかりだったがその時は興味がなかった。

ある日高校でとくに仲の良かった一人の友達にパチンコに誘われた。

 

はじめに言っておくが、こいつのせいだとは思っていない。

 

そいつがよく行くらしい店に2人で行って最初は1パチをやった。

訳わからずとりあえずおすすめされたガロに座った。

勝ったか負けたかはもう覚えてないけど、その日からはまりだしたと思う。

 

パチンコに行きたいがために、学校を休んだり、友達との約束もすっぽかした。

次第にパチンコを基準に生活するようになった。

新台入替だから、7のつく日だから、あの店は何時が狙い目だから

しばらく出してないから今日なら勝てるから朝から並ぶなどなど。

とても高校生とは思えないパチンカスっぷり。

軍資金が少なくてパチンコいけない日なんかは

何時間もゲーセンのパチンココーナーで遊んでいた日もあった。

 

最初は低レートだったが日に日に高レートに。

2、3000円でそこそこ遊べてたまに勝つからいいか、から

1、2万ねぇと勝負になんねーぞ・・・、に変わりはじめる。

バイトはちょくちょくしていたが万単位の出費はさすがに痛い。

最終的にはバイト代のほとんどをパチンコに使い

親や友達からも嘘をついて金を借りる。

学校に払うはずの金も親から盗む。

夜中に駅周辺で酔いつぶれて寝ているやつからすり。

家の中を隈なく探って家族の誰かのであろう金を平気で盗む。

友達と組んで友達の親がいない間にその友達の家の中の金を探す

挙句、家にあるもので売れそうなものまで売ってパチンコに行っていた。

 

はじめはこんな感じで相当なくずっぷりだった。

が、高校生ということもあり少なからず歯止めは利いていた。

卒業して社会人になってからが最悪だった。

 

つづく