今日もバイオリンレッスンでした。
出発前に家で音を出したのですが、乾燥していたのか
音がカラっとしていて良く聞こえました。
さて、レッスンでは重音に苦戦しています。
手持ちの弓では「柔らかめ」である「手頃な弓」を使って
いるのですが、今回もかなりの苦戦でして。
先生が私の楽器と弓とでまた試奏されて・・・
「E線がゴールドですねぇ」
「E線のアジャスターの形も影響あるかなぁ」
とお話をしてくださいました。
私が今使っているE線は金色してるんですが。
このタイプの線は張りが強いので、共鳴しづらいようです。
以前使ったことのあるE線を話してみたところ、
「太いのも共鳴しない」とのこと。
また、アジャスターについても、金属の部分が少ない
単純なネジっぽい構造の「ヒル」タイプの方がおすすめ、
とのことでした。
4本の弦と楽器との接点、その響くしくみなどをいろいろ
お話してくださって、なるほど、と思うことばかりで。
とても興味深くて、面白いお話でした。
そんなに細かいところまで、影響しあっているんだなぁ、
と思って、複雑な部分に驚きました。
先生、いろいろご存知で、すごい。
重音に苦戦してしまうのは、私の腕(スキル)の問題も
非常に大きい(というか、割合としては95%くらい?)と
思うのですが、弦の種類とかアジャスターのタイプで
変化する部分もあるかもしれないわけですね!
重音のためだけではなく、楽器全体の響きにも影響する
ようなので(私自身はあまり音の細かい違いに気づける
レベルではないのですが・・・)、弦とアジャスターを
早速、替えてみようと思います。
コストもそれほどかからないようですので(ここは重要)。
今回は楽器の響きについてのお話をたくさん聞くことが
できて、これまたとてもためになるレッスンでした。
スキルの向上だけを目指すレッスンではないのが
とても嬉しいなぁ、と思いながらの帰宅でした。
素晴らしい先生に教わることができていて、幸運です。