ぞっとするほど醜い怪人の、無垢で美しい歌手・クリスティーヌに対する妄執愛を描いたミュージカル、オペラ座の怪人。


物語は19世紀末のパリ、若手女優のクリスティーヌは自分の楽屋の裏から聞こえる「天使の声」の指導で歌唱力をつけていく。


そのころオペラ座には謎の怪人が住みついていてクリスティーヌは天使の声を亡き父が授けてくれた音楽の天使だと慕い、ファントムにオペラ座の地下へ連れ去られてしまう。


あまり詳しくはないのだけれどファントムと自分が重なる気がする時があるんだ。


醜い姿を見られたくないから仮面をかぶり、オペラ座の地下に住みつくファントム、でも彼は音楽やお芝居が好きで指導する力も持っていた。


誰にも理解されることなく孤独に生き、唯一愛したクリスティーナを地下に誘拐してしまうファントム。


人は誰しもそうであるように誰かに認めてもらえることを望み愛されることを願い、そして自分を分かってもらえないことの多さとぶつかっていく。


生意気なことや偉そうなことを言ったりムカつくとか嫌いとか、そこだけ見てればただの我がまま。


ダイバードして目的地が変わって文句言われようが自分自身が家に帰れなくても女に理不尽なこと言われたり。


でもさ何があってもこうだったからとか理由みたいなこと男は言いたくないよな。


誰も分かってくれなくても嫌われ役や我が強いとかプライドが高いとか、でもそれも本当だし、けれど他人に何言われても俺の中のこれは言いたくないっていうのあるよな。


これは自分で言うことじゃない、自分で言うなんてかっこ悪いし、そういうのみんな抱えて誰かに分かってほしいって思っていて、分かってもらえた時に好きになっちゃったりするんだろう。


みんなファントムなんだ。


シャルル・ド・ゴールに飛ぶとエールフランスの飛行機がいっぱい、スキポールに飛べばKLM、欧州路線は空気がいろいろ思わせる。


羽田も欧州のように何かを感じる考えさせる空気を纏ってほしい。




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東京の夜景は綺麗だ。


どこまでもビルの航空障害灯が点滅してて、その赤は鮮やかで夜空から見ても綺麗だ。


夜の空は漆黒の闇で頼れるのは青白く光るレーダーとクルーと自分自身。


雲の下はひどい雨でもエンジンをふかせ翼をしならせ雲を抜けるとそこは下とは大違いな明るい空に出る。


雲の海を翼で雲を引きながら、月の光を銀色に帯びた機体は飛んでいることを忘れる。


でも時々この暗い空で計器も通信も途絶えて外との接触が断ち切られたらと怖い、空で迷子になるのが怖い。


離陸の条件は毎回変わる、晴れた日もあれば大荒れの日もある、横風、雷雨、一番俺が怖いのは離陸の瞬間何かトラブルが起こること。


滑走路を走り、スピードに乗って機首が上がり始めた頃、翼が飛びたがってる瞬間、そんな時にバードストライクなんか起こってももう飛行機は止まれない、滑走路はもうない。


何百人の乗員乗客と共に海に落ちるか民家に突っ込むか山に落ちるか。


これから何千キロも旅する国際線は燃料たっぷりでよく燃えるよ。


だから離陸の時に何が起きても絶対に飛び立たなきゃいけない、その後墜落するにしても、死ぬにしても絶対に飛び立って最小限の被害ですませる、それが最後の時の仕事。


つってもバードストライクくらいならエンジン壊れて半分滑空だけど一回飛び上がって旋回してランディングするくらいの腕みんな持ってるから大丈夫だけどさ。


それに鳥一羽で何百人も死なせねーし俺が鳥で死ぬとか納得いかねー。


そんな空から長いフライトをまもなく終えようと降下して、雲の中から見えてくる東京の夜景は綺麗なんだ。


この町には知ってる人がたくさんいる、新しい発見は少ないけれど、知ってる建物なんかが見えると嬉しい。


きっと同じ船のみんなも旅の話や写真やお土産、仕事や荷物、眠い目で見ながらも帰ってきた気持ちを味わってるんだ。












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めんどくせぇーな、ほんと分かりあえる人とだけアカデミズムな世界で暮らしたい。


航空会社の他に大学の研究室関連で助っ人で幾何学、代数、線形代数、微分積分、経済学の講義をしてるんだけどもうやめたい、あんなクソ餓鬼に教えたくない。


てめーらの人間関係の悩み相談とか俺にすんなよ、知るかよ、最初はさ、トークのサービスも給料のうちかと思ってたけどあまりにも餓鬼な話五月蠅いだけだし。


つーか日本の学力崩壊半端ねーな、一応さ中学受験した生え抜きとか親に金使わせてきたんじゃん、生意気に海外留学とかしやがってそのくせゴミみてーな発音、はあ?まじで何学んだのか教えてほしいしよ。


経済やる人が数学できないとかまじ無いから、日本では経済は文系に入ってるけど海外では経済は理系、数学無しで受験出来ちゃう世の中も分かってねーし。


それなりに名がある大学で中身は声がでかくて品が無くて遊びまくって酒飲んで道路に女が転がってる下半身で生きてるようなカスに教えられるようなものは俺は持ち合わせてねー。


教えることで俺の積んできたものが安くなる、俺だって20代でそんなに歳も離れてないのにこのありさま、俺の年代が良かったんじゃなくて俺が海外で生活してたからちゃんと勉強できたんだなって悲しい。


本の価値も分かってねー奴多すぎるよ、専門書なんかは日本語版が無いこともあって洋書をドルで買ったりしてさ、専門性が高くなると国籍関係なく教えてくれる人なんかいなくなってきて自分で英英辞典引いたり、英語圏の数学も出来る人に聞いたり。


だいたい英語ならまだましだよな、価値のある本が価値も分からない奴に読まれたり安値で取引されると本が泣いてる。


この国で俺は生まれたのにここにいなくてよかったぜって日本的にはどうなんだよ。