ぞっとするほど醜い怪人の、無垢で美しい歌手・クリスティーヌに対する妄執愛を描いたミュージカル、オペラ座の怪人。
物語は19世紀末のパリ、若手女優のクリスティーヌは自分の楽屋の裏から聞こえる「天使の声」の指導で歌唱力をつけていく。
そのころオペラ座には謎の怪人が住みついていてクリスティーヌは天使の声を亡き父が授けてくれた音楽の天使だと慕い、ファントムにオペラ座の地下へ連れ去られてしまう。
あまり詳しくはないのだけれどファントムと自分が重なる気がする時があるんだ。
醜い姿を見られたくないから仮面をかぶり、オペラ座の地下に住みつくファントム、でも彼は音楽やお芝居が好きで指導する力も持っていた。
誰にも理解されることなく孤独に生き、唯一愛したクリスティーナを地下に誘拐してしまうファントム。
人は誰しもそうであるように誰かに認めてもらえることを望み愛されることを願い、そして自分を分かってもらえないことの多さとぶつかっていく。
生意気なことや偉そうなことを言ったりムカつくとか嫌いとか、そこだけ見てればただの我がまま。
ダイバードして目的地が変わって文句言われようが自分自身が家に帰れなくても女に理不尽なこと言われたり。
でもさ何があってもこうだったからとか理由みたいなこと男は言いたくないよな。
誰も分かってくれなくても嫌われ役や我が強いとかプライドが高いとか、でもそれも本当だし、けれど他人に何言われても俺の中のこれは言いたくないっていうのあるよな。
これは自分で言うことじゃない、自分で言うなんてかっこ悪いし、そういうのみんな抱えて誰かに分かってほしいって思っていて、分かってもらえた時に好きになっちゃったりするんだろう。
みんなファントムなんだ。
シャルル・ド・ゴールに飛ぶとエールフランスの飛行機がいっぱい、スキポールに飛べばKLM、欧州路線は空気がいろいろ思わせる。
羽田も欧州のように何かを感じる考えさせる空気を纏ってほしい。

