成績を保つこと、いい子でいること、期待に応えること、でしか母に認めてもらえないと信じていた私は、大学に入学し初めて、自分が、周りの人たちに思うより高く評価されていることを知る。
特に異性に関しては、今まで味わったことのないような…
男友達がいなかったわけではないが、それとは違う、何か、特別な感覚。
おそらくそれは、勉強や成績と関係のない場所での評価だったからかもしれない。
1人の女性として評価される快感
大学に入ってからは、たくさんの男性とご飯を食べたり飲みにいったり、家に帰るまで、一切お財布を開かないという生活を送っていた。それは、本当に当時の私の自信に繋がったことだ。
それでも、私は男性に全てを見せることはしなかったし、すべてを許すこともしなかった。
そんな中でも、私を外見だけではなく、私の内面の闇や臆病なところ、真面目な一面を見てくれた人には、少しずつ心を開くことができた。
私は、全てを許した相手には、全て見せたかったし全てを見て欲しかった。
だから、付き合った相手には、多くを委ね、多くを期待して依存していたと思う。
こんな私を受け入れてくれた人なら、こういう私も受け入れてくれるでしょう、これくらいのことをする私も許してくれるでしょう、
そうやって、自分の感情に歯止めが効かなくなっていった。
もっと私を見て!もっと私を知って!もっと私を愛して!
と。
あとで、わかったこと。
これが、母の影響なんだ、
私は、娘に、こう言われた。
「もっと見て欲しかった」
「もっと抱きしめて欲しかった」