ファッションで世界を採る~文化服装学院学生TDNBのブログ~

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26歳から第2の人生のスタート。
やっと切れたスタート。
思いっきりやったらいいさ!


ファッション
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今日は簡単に


でもそれは大きな事



これまでずっと時間的な焦りとか感じてた


正直今でも感じてる部分はある



なんかおかしい




コンサルって仕事を辞めて、留学して、今は時間もほしいから短時間勤務についていて


時間的な余裕と、ちょっと資金的な余裕と、上司とか自分を縛るものからも解放されている



なのに、なんで焦ったり充実を感じないんだろう



最近ずっとそう感じながら生活してた




それは自分の価値観のせいだった


その事に気がついて考えた



そしてパラダイムが変化した


これは大きな変化



「人生は消費するものではなく、引き算でもなく、残り時間に焦るものでもなく、積み上げるものだ」




今少なからず、いろいろな事に対して解放的なのに焦りのようなものを感じるのは、人生は80歳とかまで生きられることが前提になっていたからだ。



勝手にそう思っていた



そんな保証どこにもないのにね


明日交通事故で死んじゃうかもしれないのにね



だから残り時間なんてわからないんだよ


そんなこと気にしてたら人生ずーーっと時間に追われることになる



解放的な今そう感じているんだから、仕事したり、家庭持ったりしたらそれが更に大きくなってくのは絶対だ




人生は減っていくんじゃない


自分の目標に基づいて積み上げていくもの



そう考えたら焦りとかなくなった
どこか安心して今を見つめて頑張れる


それだけじゃなく一日生きられたことに感謝できるし、自分の例え小さな一歩の成長にも喜びを感じられる


人と比べるんじゃなくて、自分との勝負



自分との勝負なんだから人の視線とか、世間の事なんか全く考えなくていい


だって人生は一回


そんなの気にして自分を大事にしなかったら今死んでもその刹那に後悔するし、おじいちゃんになってベットに横になりながら後悔する


人生が消費していくものって考えてたら、歳を重ねる度に焦りがましていくことになるじゃないか


仮に目標達成していても、減っていくという考えなら達成した事に満足して終わりを待ってしまうじゃないか、一念発起して新しい目標を立てたらまた時間のなさに追われるじゃないか


60.70.80歳まで生きられる保証なんてないんだから



だから人生は積み上げていくもの



どこまで積み上げられるかなって想像した方が楽しい

頑張った自分にも、今日もお疲れ様と言える




人生は減っていくのではなく、積み上げていくもの


しっかり自分と向き合っていこう





最近過去の自分と比べる事が多い


そして、コンサル時代の自分にいつも負けてるなーと思う


単純にあのころは毎日3~4.5時間しか寝ないで頑張っていた、頑張れていた


どんなに眠くても布団から出て、支度して仕事いってた


睡眠時間が短いのが必ずしも言い訳ではないけど、とにかくあの時は何かに突き動かされて頑張れていた



今はどうか


最低でも6時間は寝るようにしてる
でも朝すぐベットから出れず、しばらくはスマホをいじったり




前はなんとなく漠然と頑張ろうと思っていた

今は何を頑張るのかはっきりしている



でも行動では以前に負けてるんじゃないかと



本当はもっと熱くなりたい


自分の人生に



子供の頃ゲームが好きで夜中までやったり、朝すぐ起きて始めてたり




そういうモードになれ自分をもっと探さないと




熱くなれないのは、まだ自分の中にコタエを見つけられていないから



ファッションのことについて我武者羅になることはある意味簡単で、気になった本を読んで見たり、デザイン画書いたり、パターン引いたり    





でも時々立ち止まらないと



根本的な自分の部分に




きっと昔あって今ないものは使命感や責任感かもしれない


じゃあその二つをみつけよう






昨日は文化服装学院で行われた山本耀司氏の講演会に参加

会場には300人ぐらいいたかな。とにかく人が多く大ホールを埋め尽くしていた


ファッションの道に進むと決めてから三回目の感動を感じる瞬間だった


山本氏はイヴサンローランだかが言ってた事と同じような事を言ってた


デザイナーは毎年二回も世間に新しい何かを発表していかなければならない、非常に難しい職業だと



海外に行くから時差との戦いの生活でもあり、そういったことに耐えてこられたのは親が丈夫に産んでくれたからと




一番心に響いたのは、「世間に反論することで、世間に貢献する」  


アートの世界の言葉らしいけど、そういうことなんだと思った




続けて山本氏は「世の中に疑問を感じていなかったら服は作れない」と



そうやって反骨精神もって10年ぐらい活動して、メッセージを発信し続けたら、逆に世間が受け入れてしまったと

倒したい何かがあって倒そうと思ったらパンチが吸収されてしまったように、ということ


今度は今までの自分にケンカうってまた反骨精神で挑戦




最近ファッションに対する考え方とか、カッコ良いとかそういう価値観みたいなのがどんどん変わっていると感じる


これまで何も考えずにファッションと向き合っていたからだと思う


今までがゼロだっただけに、知らなかったことに触れる瞬間がすごく多い



それと同時に、これまでした遠回りが自分を作ることになっていたんだし、遠回りした事でこれから個性を見出せるなと思った



講演の残りの半分は質疑応答



それも会場で山本氏が急遽決めた事



なんかそんなことにドキドキ




はじめはなんか変な葛藤があって、無理に何かを聞く必要がないと思ったけど


途中から山本氏の文化時代について聞きたくなって挙手



山本氏と会話できるなんてもしかしたら最後かも


山本氏の学生時代はとにかくコンテストマンだったらしい



当時は賞金がほしかったからとのこと。
とにかくコンテストに応募しまくったとか



ガネーシャが言ってた「応募する」だ。
成功の定義の「何度も目的のある賭け」だ。

そして装苑賞受賞というクリックモーメントが訪れた



勝手な解釈だが、昨日の講演会本当に参加してよかった


何か考えなくて良いことを削ぎ落とされたし、進む道が少し見えた





最後の質問は韓国人の文化に通っている学生さんから



「20~30年後のファッションはどうなっていますか」



山本氏「勝手にしやがれ!」



会場は「おぉぉ」と言わんばかりの空気




その去り方がとにかくカッコ良かった





ぶれないし、迎合もしないし、全て自分を受け入れて、さらけ出して、でも謙虚で優しさを感じる部分ある


そんな人物だった気がする



やっぱり一流の人には共通点があるとまた気がついた


大きな気づき




山本氏の空気に触れられたことが何より嬉しい




俺もそんな大人になろう