ここ数年、年末の数日間でシリーズものの映画やドラマをガッツリ見ることにしています。

2009年末はゴッドファーザー三部作、2010年末はSATC(これは年明けてからもしばらくかかりましたが)

そして今回の2011年末は、秋以降気になっていたアニメ「マクロスF」を鑑賞。


「マクロスシリーズ」といえば、私にとっては「マクロス7」。確か中学生の頃テレビ放送していて、

弟は見ていましたが、私は見たことはありませんでした。 というか、「マクロスシリーズ」自体、

どの作品も全く見たことがなく、「ガンダム的な、ロボットに乗って宇宙で戦う話で、

どのシリーズも歌・戦争・三角関係がテーマのシリーズ作品」という程度の知識でした。


そんな私でしたが、タイバニにドハマリして以来、以前にも増して頻繁にyoutubeをウロつくようになり、

そんな中偶然見てしまったのが、あの有名な「星間飛行」のシーンの動画(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=7rXwvvSixrc


感想は 「なんだこれwww」

アイドルを戦場に投入して状況を変えるというのはマクロスシリーズでは一般的な戦法だそうですが、

シリーズを見たことがなかった私は色んな部分が笑いのツボに入り、物凄い衝撃wwwww

まさに「ヤックデカルチャー」!!www

映像のきれいさにも驚き、一気に興味が湧いて、その後見た20話のダイヤモンドクレバスのシーン動画で

完落ち、年末見よう作品に決定。 満を持して先日見た、というわけです。




で、実際見てみた感想ですが…

ファンの方には申し訳ないですが、正直☆3つといったところ。 


余りにも期待し過ぎていたせいか、私がアニメ慣れしていないせいか、ちょっと予想や期待との違いが大きくて。

「最初に見た時の感想を記しておこう」と、PCのメモ帳に一話見るごとに書いていた感想は、

1話から21話までほぼ不満。(それでもとにかく最後まで見ようと決めていた)

22話以降、ようやく面白い!と思えてきました。


どこが不満だったかは、ファンの方が嫌な思いをされると思うので書きませんが、(人それぞれ感想は

違いますものね) 良かった、感激した点は、とにかくマクロスシリーズのお家芸と言われている、

「音楽(歌)と映像の一体感」!!これには本当、恐れ入りました。


1話でシェリルがアルトに抱っこされて(姫だっこの正しい形w)熱唱するシーンでまず鳥肌が立ち、

以降戦闘シーンでの音楽との一体感、ライブシーンと戦闘シーンのシンクロ率、

毎回のEDへの導入っぷりにはその都度鳥肌。(ED曲が毎回その回に合った曲になるのはすごくいいですね!)

伝統のマクロスの力を思い知りました。


そして戦闘シーンのCG映像がものすごくきれいで、動きが分かりやすいしかっこいい!!

アニメ慣れしていないので、今まではいわゆるロボット同士や戦闘機が戦うシーンは目が追いつかなくて、

「え?え?あせるどうなったの?どっちが勝ってるの?あせる」となり、セリフで戦況を把握するしかなかったのですが、

マクロスFでは全くそんなことはなく、機体の動きがすごく分かりやすく、しかもなめらかな動きでカッコよく

描かれていて、浮遊感あるカメラワークでも酔うことなく身を任せられる、といった感じで

見ていてとても楽しかったです。(その上音楽との一体感がすごいし、テンションは上がるしかない!!)


キャラクターでは、一番気に入ったのはオズマ。

それまで不満点が多かったのが、ようやく面白い!!!と思った22話、オズマの有名なセリフ。

「あいにく俺は○○じゃなくて、○なんだよ!!」(←細かいニュアンスはうろ覚え。○部分はあえて伏せます☆)

あれ聞いての22話の感想には、「オズマああああああ!!!!!かっこよすぎ!!!」と書いてありますw


次に好きなのはやっぱりシェリル。何て強い女の子なんでしょうね…! 何度か泣かされました。しょぼん

こちらも有名な24話のセリフ。

「こんな○○○、めったに○○○んだからね!」

これ聞いての24話の感想、「うおおおおおシェリルーーーー!!!!!!その通りだあぁぁぁ!!!!」って書いてありますw

タイバニもそうですが、やっぱり最終回直前の24話というのは作品中一番胸に響く回かもしれませんね。


そうそう、ブレラも結構お気に入りのキャラでしたが、どうも見た目的にカヲルくんとカブって見えてしまいました(笑)


納得いかない点、不満点、期待(予想)と違ってがっかりしてしまった点(これは勝手に思いこんだのが悪いのかもですが)、など色々ありますが、上記の良かった点と合わせて、全話見てのポイントは☆3つな作品でした。

(個人の感想です)


マクロスシリーズ25周年目の作品ということで、往年のファンには涙もののセルフオマージュが

散りばめられているとのことで、それが分かればもっと楽しく見れたのかもしれません。

(あ、なぜか柿崎のことだけは知っていたので、「ヴァルキリー乗りのジンクスを知らないのか?」のセリフが

出た時は「柿ww崎www」ってなりましたwww)


うん、とにかく音楽・映像が一体となった時の目と耳の快感、気持ちの高揚感はものすごかったです!

(特にお気に入りの曲は「ノーザンクロス」「射手座午後9時Don't be late」「愛、おぼえていますか」

「what 'bout my star」です音譜


劇場版はまた違った感想になるので別に記事を書きますね。

よろしければそちらもご覧下さい音譜