手術後の感染症が発生することが ありますか?
非常にまれなケースですが、手術後の感染症が発生する可能性があります。昔はフラップ作成をレーザーではなく、マイクロケラトームと 呼ばれる眼科用カンナにしていたので、目に直接触れることが原因で感染が起こることがありました。現在は、レーザーフラップ作成が主流をなしているので、角膜に直接触れないので、感染の危険性は非常に低くなったと言うことができます。きれいな手術環境の整備、適切な機構の管理が行われていれば、感染の危険性は ほとんどありません。
正確な眼圧測定することができなくなる?
手術で角膜が薄く変形するために眼圧検査値が低く出るようになります。レーシックを受けたことが緑内障が発症した場合は、レーシックを受けた事実を医師に伝えることが重要です。
白内障手術が難しく?
将来レーシックを受けることが白内障の手術をすることになると眼内レンズの度数を決定するために、特別な計算方法を使用します。レーシックを受ければ白内障手術を受けることができなくなるなど誤った認識をしている医師もいましたが、眼内レンズの度数計算は問題なく 行うことができます。また、白内障手術の際には、レーシックを受ける前のデータと手術内容の記録を医師に伝えることができなければなりませ。
これらの手術のリスクを軽減するためにも、日本眼科学会は、眼科医の診察と手術を受けることをお勧めしています。眼科医は『日本眼科学会、日本眼科医会会員であり、その上に目の手術を含む5?6年以上の臨床研修を修了し、専門医の認定を受けた医師』です。レーシックを受けるときのポイントとして覚えましょう。
レーシックを 安全に受けるためには、疑問点や不安について執刀医と相談することが何よりも重要です。また、使用するレーザー機器も施設によって異なります。手??術の際には、レーザー装置の性能にも知っておくことが重要です。もちろん、既存のレーザー機器より最新のレーザー機器の方が矯正精度も高く、安全性も確保されています。
手術後後悔しないためにも、疑問点や不安は納得するまで説明を聞くことが何よりも重要です。
レーシックリスクを理解する!受ける前に知っておくべきこと
ここでは、レーシックの リスクについて説明していきましょう。
レーシックのリスクは?
レーシック手術のリスクと合併症は 存在するのでしょうか。数年前に消費者庁、国民生活センターが報告した内容によると、レーシック手術を受けた後、なんらかの不具合を感じる人の割合は40%以上、必要に応じて視力を得ることができ、不便も感じない人は50%に達するということです。しかし、この報告書は、明確な根拠もなく、手術後の一般的な症状も問題と呼ばれるカテゴリーに含まれているレポートであることも事実です。
手術を受けた後、後悔しないためにも、長所と短所をよく理解することが重要です。主なリスクと手術後の合併症は、次のとおりです。
夜間の光の見え方が変化することができる
夜間に光がぎらついて見えたり滲ん見えるハローフラッシュと呼ばれる現象が起こることがあります。ほとんどの場合には、経過、症状が落ち着くことが 知られていますが、まれに長期間継続されることがあります。
乾燥される
手術は角膜フラップと呼ばれる薄い蓋(ふた)を作成しますが、フラップ作成角膜の神経が一時的に遮断し、目の乾燥を感じるドライアイの症状が発生することがあります。レーシック後に発生する眼球乾燥症の症状は、通常起こる症状であり、経過改善します。手術直後には、乾燥用点眼薬で解決されますが、症状が強い場合には、涙点プラグと血清目薬などの措置を行うことができます。
手術後の角膜の形状が変形視力が低下することがありますか?
角膜の切除量が大きい場合、角膜が眼圧に耐えられずにゆっくりと進む押され、角膜拡張症という合併症が生じる可能性があります。しかし、角膜拡張症は、すっきりとした適応検査を受ければ、2万人に1人の確率でしか起こりません。最近では、レーシックとクロスリンキング治療(角膜強化法)を併用する『角膜強化型レーシック』によって角膜の強度を維持して近視の戻りと合併症を防ぐことができます。