みちのく刑事ドラマ『田村市警察』 | 連続アメブロ演義 まとひ

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剣龍之介のいま、つたえたい話

試験放送中お姉ちゃんがついてっぱい!。そして、もう1つ
「福島魂'sファイヤー」では制作中の作品があります。

それがみちのく刑事ドラマ田村市警察

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古今東西の刑事ドラマ、裁判ドラマ、フィルムノワールを研究し、
徹底的にリアルさにこだわり、衣装にこだわり、映像の質感にこだわっている
作品です。「CRIME&JUSTICE」シリーズと私たちは呼んでいます。


民放では制作できない題材も決して避けずに描き、「犯罪とは何か?」
「公正とは?」「正義とは何なのか?」を問いかけ考える
1時間のセミドキュメンタリードラマです。

映像としてあらゆる面に妥協を許さない制作方針もあって、
非常にじっくりと作っています。企画自体は1996年から開始され、
2000年代の社会を予想しながら構成されました。

当時は「平成の大合併」前でしたが、制作チームは来たるべき世界を考え、
「田村市」という名称を与えました。いずれ、財政・行政の面から
広域合併が起こり、市が出来るだろうと。

周囲の人は頭から「そんな時代が来るわけ無いよ」と笑っていましたが、数年後、
「田村市」が誕生し、行財政も予想通りの状況となりました。

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また、全国的に体感治安が低下し、裁判員制度の開始、取調べの可視化、
司法取引制度の導入検討
など、時代が私たちの『田村市警察』
追いついてきた感があります。

96年当時、制作チームの一握りの人間以外、理解できなかったことが
現実になりつつあります。


それは一方で残念なことなのですが、
また一方でこういった混沌とした時代の灯台となるべく
「このドラマが必要となるときが来るはずだ」と制作し続けていましたので、
これもまた予測したとおりの推移とも言えます。

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『田村市警察』の最大の特徴に「地域密着」があります。
物語の舞台も福島県、俳優も福島県民、スタッフも福島県出身者であり、また
全国の趣旨に賛同してくれた方と制作チームを組むということです。

上記の写真のキャップやジャンパー、ワッペンなど衣装もオリジナル、もちろん
シナリオもオリジナルです。キャストも一般公募です。
演技経験の有無は不問です。

『田村市警察』は「刑事ドラマを演じる役者さんを撮る」のではなく、
「社会の中で生きている人間を撮る」ドキュメンタリードラマなので、完全に人物本位です。

どこからが演技で、どこからが素なのか、
どこからがドラマで、どこからが真実なのか、
それをやり切れるキャストが大事なんです。

いわゆるTV局やメジャー制作会社などが作れないものを作るのがコンセプト。
プロ・アマ問わず、作品本意に作っています。そういった無骨なスタイルなので、
毎回ロケ地に苦労しています。

ですが、
趣旨に賛同してくれたキャストのみなさんを何としてもメジャーにしたい
スタッフ一同思いを一つにして頑張っています。

こちらも年内にはPVを公開したいと思っています。
どうぞ、こちらもご期待下さい!