フランスの世界的デザイナー、故イブ・サンローラン氏の遺品オークションがパリで始まりました。

初日だけで落札総額が250億円近くに達し、個人所蔵品のオークション史上最高額を更新したとのこと。


出品されたのはイブ・サンローラン氏のパートナーだったピエール・ベルジェ氏と2人で集めたコレクションで、700点近くにものぼります。


コレクションには、ローマ時代の彫刻や、30億円とも言われるピカソの絵画、ドラクロワなどの油絵など種類も様々。


しかし、このオークションが世間を騒がせているのはその規模だけでなく、競売品の一つである清朝中国の十二支のブロンズ像。


というのも、そのブロンズ像が19世紀の「アヘン戦争」の際にイギリスフランスが中国から略奪したものである可能性が浮上したからです。


これを受け、中国側はパリ地裁に競売差し止めを求めましたが、証拠不十分として棄却され、結局25日に競売にかけられるとのこと。


ちなみに、売上金は彼らの意向で、ピエール・ベルジェ基金とエイズ撲滅のために寄付されるそうです。