陣痛開始から16時間。

誘発剤打ってから4時間。

本当に辛い。



コロナ流行真っ最中のため、

マスク着用。

汗もびっしょりだったし

息も苦しい。



子宮口はとうとう10センチまで開いた。



助産師さんの格好も変わり、

お医者さんと

数名の助産師さんが

わらわらと来て

周りが慌ただしくなってきた。



いきんでいいですよー

と言われ、

やっとだ!!!

と私も最後の力を振り絞る。



ふっふっふーーーーーーーう

と息を出し切る。



血管が切れそうなほどいきみ、

旦那が心配する。



とにかく全部出すつもりで

いきむ。



マスクがきつい。


ずっと担当してくれた

助産師さんは

辛そうな私を見て

顎マスクしていても

見逃してくれていたが、




わらわらとやってきたうちの

ひとりの助産師さんが

超マスクに厳しい。



隙を見て外していても

すぐ見つかる。笑



8月のコロナが一番流行していた

時期だったから

しょうがないんですけどね。



あの仕事熱心なマスク助産師さんは

心から

どっか行ってくれ!

と思いました。笑




もうすぐですよー

見えてますよー


と言われ、

頑張って何度も

いきむ。



が、

出てこず。




何度も何度も

もうすぐという言葉を信じ、

全身全霊で

いきむ。



が、出てこず。




しばらくして






吸引分娩をします

と医師に言われた。




なんでもいい。

早く出してくれ。




つづく