バスケットは前後左右に動き回るその競技特性からすねの疲労骨折には特に配慮が必要になります。
おぼえておいて頂きたいのが、すねの疲労骨折は特に高校1年生に頻発します。
実際の研究報告
その理由の1つとして、引退後に筋力が落ちて、体重が増えることがひとつあげられます。
特にビックマンは疲労骨折が生じやすいので注意が必要です(ビックマンコラムより)
ビックマンは期待の裏に指導者が鍛えすぎて先にケガをしてしまうということがよく起こります。
もし引退後に体重が増えて、受験で運動不足なビックマンは今すぐ走り込みを始めるのは1つの予防法にもなります!!!
そんな努力が高校バスケ成功の第一歩となります。
これから新入生が練習に入ってくるチームも多いので、選手はケガをしないための身体づくり、指導者はケガを最小限に減らす指導が大切になってきます。
選手・指導者のポイント
①高校1年生は疲労骨折のリスクが高い
②ビックマンは特に注意
③選手は入学前の走り込みで体重増量・筋力低下を抑える。
④指導者は体重の増量傾向を把握し、入学当初は特に1つの練習で鍛え過ぎずにいろんな練習を活用し、うまく体の負担を分散させながら鍛えていく
これからの新入生や指導者の方々は参考にして頂ければ幸いです。
取手第二高校トレーナー
理学療法士
takata
バスケ選手・指導者のための理学療法士によるトレーニング理論
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