漫画名:HUNTER×HUNTER
作者:冨樫義博
巻数:1~32巻
読んだ期間:5/18~20
次巻引き継ぎ:
ジャイロの行方
ビヨンド=ネテロ率いるカキン帝国が暗黒大陸へ進出
五大陸から十二支んにビヨンド=ネテロのハントの特命が来ている
パリストンとジンは十二支ん脱退
キルアはアルカと旅に出る
まとめ:
「幽☆遊☆白書」「レベルE」の作者の冨樫義博が描く漫画
休載しては再開しを繰り返し、それが話題にすらなる
自分は「幽☆遊☆白書」よりもこっちの方が好き
冨樫の漫画の真骨頂は何と言っても一人一人のキャラクターを「生かす」ことにあると思う
敵キャラクターもきちんと作り込むからどいつにも思い入れが湧くし、「確かにこいつはこう動きそうだ」というのがいろんな側面から描かれてる
例えば「名探偵コナン」でコナンが推理に行き詰まったりすると「幸運にも」蘭がヒントになる発言をしたり、「BLEACH」で藍染が「急に」鏡花水月を使わなくなったりするように「物語の進行上仕方なく」話がトントン拍子に進むことってあると思う
それは漫画的であるといえばそうだけど、なんかリアリティがない
HUNTER×HUNTERではちゃんと地に足のついた理論をみんなが組み立てる
それがあるから主人公チームもきちんと間違うし、相手に騙される
いろんな可能性がある中で第六感的な鋭さで物事を決め打つことがあまりない
そういった論理性が非常に面白い
ゴンという主人公は「孫悟空」や「ルフィ」といった一直線正義漢ではなく、それでいながらやれやれ系でも俺ツエー系でもない
何か主人公らしさがない主人公である
これは多分ゴンのモノローグがほとんどないからだと思う
何もかも開けっぴろげにすることなくなおかつ他者からさまざまな評価をうける
これによってゴン像は作られているのだ
G.I編という天才的な世界観を経て始まったキメラアント編
このとき私は正直ほとんど期待をしてなかった
虫の能力バトルなんて言ってしまえば使い古されたネタである
しかし終わってみると冨樫はやっぱり天才だった
メルエムとコムギのラストシーンは読むたび涙しそうになる
選挙編もよかった
パリストンが会長を思う気持ちを吐露するシーンがとてもいい
最近また連載を再開したHUNTER×HUNTER
暗黒大陸という風呂敷をどう畳むのか(期間的な意味でも)楽しみにしている
現時点での評価:95点