2019夏休み ダムカードの旅 福島-2 帰宅困難区域を通過 | 畑日和・旅行日和・公園日和♪

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家庭菜園を中心に、旅行、お出かけ、育児、買い物など、日常の出来事を更新していく予定です。長男2011年生まれ、次男2015年生まれの2男の母です。

今日から旦那の仕事が始まりました。

そして、今日は次男の幼稚園の夏季保育(今日、明日&明後日は夕涼み会)があります。

昨日の夜、あ、お弁当作らなきゃいけないんだ!!と思い出してちょっと焦りました。

ぐーたらすーたらの夏休みも少し引き締まりますね!

 

 

さて、ダム旅の続きです。

横川ダムから上流方向に進み、鉄山ダムを越えたところまで来ました。

つぎのダムは大柿ダムです。

 

 

この先は「帰宅困難区域」なんです。

長男の酔い防止のために後部座席にいたことや、旦那が少し急いでて帰宅困難区域に入るっていう注意看板を撮りたかったのに特に減速とかしてくれなかったので撮れなかったという、残念ながら写真が少ないんですけど・・・。

 

道の途中に注意看板がいくつもありました。

帰宅困難区域は一応基幹道路が通れるのですが、基本通過するための道なので徒歩、二輪などは通行禁止です。

(常磐道は通れるみたいですね)

NEXCOのページから借りてきて、次の大柿ダムと坂下ダムを落とし込みました。

大柿ダムは帰宅困難区域内です。

 

そして一度行き過ぎて戻りました(^^;

 

浪江方向から来た時にこんなものがあり、その先に入り口があります。

 

ダム入り口。

 

一般車両進入禁止と書かれています。

 

入り口隣の駐車場みたいなところから見た大柿ダム。

ちらっと見えるだけです。

ロックフィルかな~?

イマイチ分かりませんが、これ以上見るのは無理そうです。

 

右岸方向へ向かう道も閉鎖されていました。

 

浪江の街のほうにある請戸川土地改良区へカードを貰いに行きます。

 

沿線の家は全部封鎖されていました。

 

着の身着のまま避難されたんだろうと思います。

車が残ったままの家も結構ありました。

 

この辺りは地震の被害を受けている家もちらほら見かけます。

 

応急処置だけして、そのままになっています。

 

スクリーニング場

 

浪江の街中は帰宅困難区域ではないのでちょっとホッとします。

 

請戸川土地改良区でダムカードをいただきました。

 

やっぱりロックフィルだったのですね。

立派な洪水吐は見てみたかったなー。

 

 

次に向かうのは大熊町にある坂下ダムです。

黄緑色の線が実際に通った道です。

途中、googlemapの案内だと、許可証がないと通れない道がありました。

まずは国道6号線を南下します。

 

分かりづらいかもしれないけど、虹が見えました。(写真中央)

 

6号線、周囲は封鎖されています。

 

旦那が「ちょっとあのファミマに入ろう」と言ったのですが・・・

 

写真うまく撮れていませんが、ファミマはもちろん閉鎖されていました。

 

人々の生活があった町なのに、誰も住むことができなくなっています。

 

こんな普通の町なのに道が封鎖されています。

 

人々の生活が感じられるような風景なのに、実際には廃墟になってしまっています。

 

除染土壌置き場も何か所も見かけました。

 

地震で建物に被害があったのに、直せないでそのままになっている家を見ても悲しいし、

 

新しそうな綺麗な家なのに、住む人がいない家を見ても悲しい。

 

とても大きな傷跡を残したまま、まだまだ問題を抱えたままです。

 

 

そんな帰宅困難区域を通り抜けた先に次のダム、坂下ダムが見えてきました。

放流していますね。

 

管理所は不在でしたが、書かれている連絡先に電話してみたら「もう少ししたら事務所へ行きます」とのこと。

職員さんが来るまで見学します。

 

管理所にダム碑。

 

ダム湖

 

天端は閉鎖されています。

 

横に長いダムです。

 

放射線モニタリングポスト。

 

0.105でした。

 

管理所の横には登山道があるようですが、登山も釣りも禁止みたいです。

 

そうこうしている間に職員さんがいらっしゃってカードをいただきました。

 

福島の様子は一度見てみたかったのもありましたが、忘れてはいけない問題というのを再認識しました。

どうか一日も早い復興を願っています。

 

次のダムへ向かいます。