前回の記事では「自己ヒーリング中毒」について書きました。
今回は、その中毒的なパターンに対して神経系がどう反応していたのかを、私自身の体感も交えて書き残しておこうと思います。
■反応していた3つの神経 - 前庭・三叉・舌咽
●前庭神経(バランス・空間感覚)
前庭系が過敏になると、めまい程ではないけれど微細な不安定さや、フワフワ感を感じることがあります。
私の脳はこれを「安心できない感覚」として認識していました。
本当に無意識なんですが、こういう状態になると「とりあえず調整しておこう」という行動をとっていました。
調整自体が悪いわけじゃないんですが、この積み重ねが潜在意識下で不安を強化していたようです。
●三叉神経(顔面の感覚・咀嚼)
私にとって特に影響が強いのが三叉神経です。
不安を感じると、無意識に顎が緊張し「食いしばり」に繋がっていました。
高校生の頃は顎関節症が悪化し、2週間ほど口を開け閉めできなかったこともあります。
思えば、かなり幼い頃から無意識に歯を食いしばっていたのかもしれません。
ここ数年は常に食いしばっている状態は無くなりましたが、少しイヤな事があると、顎に力が入る状態でした。
三叉神経は脳幹の「恐怖・痛みの回路」と結びついているため、慢性的な不安や中毒的思考を強化しやすい神経。
だからこそ、何度も調整が必要なんだと思います。
●舌咽神経(嚥下・味覚・迷走神経との接続)
舌咽神経は迷走神経とつながっていて、心拍や呼吸、内臓のリズムと関係しています。
舌咽神経が緊張すると副交感神経が働きにくくなり、交感神経が優位になります。
本来なら「消化・回復モード」に入りたい場面でも、体がリラックスできず、何となく疲れが抜けない感覚に繋がっていました。
私の場合は、舌咽神経と迷走神経が過敏になると「喉が詰まる感じ」として出てくることが多いです。

ものすごく大雑把ですが、ざっくりと絵にしてみました。
試しにAIに描かせてみたんだけど、結構嘘っぱち図だったので手を入れてみました。
■ホルモンと神経の悪循環 - 不安が体をループさせる仕組み
不安を拾うと、アドレナリンやコルチゾールが分泌され、身体は危険に備えるモードになります。
- アドレナリン → 急な不安や恐怖 → 前庭・三叉・舌咽が即時に反応し「危険!」を強調
- コルチゾール → 長期ストレス → 神経の過敏化、筋肉や内臓に慢性的な影響
ホルモン反応と神経系は双方向のループを作って、結果的に「自己ヒーリング中毒」というクセを身体レベルで強化していました。
こういうループが続くと、体はリアルタイムのストレスだけでなく、過去の記憶を「痛みや不快感」というサインで表すようになります。
私の場合は、頭・喉・肩や首に、そのサインが現れることが多いです。
■体からのお知らせ - 痛みや違和感はメッセージ
神経が過敏=小さな刺激に反応しすぎる状態(個々の神経の特性)
交感神経優位=体全体が緊張・戦闘モード(自律神経の状態)
この状態がお互いに影響し合い「過敏さ ↔ 緊張モード」の悪循環をつくります。
その結果、痛みや不快感が出ると「イヤだから調整しよう!」となり、調整すればするほど、次から次へと痛みや症状が上がってくるという不本意な状態が作られてしまったわけです。
部位ごとの「お知らせ」
私自身、このループが続いていたことで、日常的に特定の部位にサインが出ていることに気づきました。
せっかくなので、簡単によく現れる「お知らせ」をまとめてみました。
これは、私の経験も兼ねていますが、一般的にお知らせとして現れるであろうことを書いていますので、痛みや不快感がある方の参考になれば嬉しいです。
頭(今のストレスのバロメーター)
考えすぎや不安が「頭痛や重さ」として現れる。
三叉神経の過敏さが、リアルタイムでストレスを反映している。
喉(過去のストレスの痕跡)
飲み込めなかった感情や言えなかった思いが、緊張として残存。
「まだここに未消化の気持ちが残ってますよ」というお知らせ。
肩・首(背負ってきたもの)
耐えてきたこと、抱え込んだものが凝りや痛みとなって表れる。
「もう背負わなくていいよ・これ以上は無理だよ」という体の声。
■向き合い方のヒント - 身体と優しく対話する
違和感や痛みを感じたときは、まず「何を伝えたいの?」と身体に問いかけてみます。
普段から自分と向き合っていると、この段階で関連している出来事や気持ちが、頭や心に浮かんできます。
でも、ずっと違和感や痛みがある場合は、かなり抑圧が強い状態。
無意識に今の自分を責めている場合が多いです。
そういう状態で、自分と対話するのはすごく難しいんです(というか、ほぼ無理です)
なので、まずは力が入っている身体の部位に気付くことから始めてみてください。
- 肩に力が入ってたな
- 眉間にしわが寄ってるな
- お腹が冷えてるな
- 皮膚に弾力がないな
みたいな感じです。
気付けたら、少し脱力できないか試してみます。
意識で緩めることは、かなり難しいので動作で緩めるようにします。
緩めるための動作
- 息をゆっくり吐く
- 「うーん」とハミングする
- 仰向けで左右にゴロゴロ転がる
- 水や温かいお茶をゆっくり飲む
- ゆっくりとした動作で軽くストレッチする
少しでも緩んだ体感が得られたら、自分のハートに向かって「気づいたよ、もう大丈夫」と優しく伝えてみてください。
がんばってきた自分に「もう無理しなくていいよ」と伝えるだけで、軽い不調はふっと消えてしまうこともあります。
身体はいつも、私たちに「手放すべきものがあるよ」と伝えてくれています。
私たちはどうしても、そういう違和感や痛みを恐れたり、目の敵にしてしまうけれど。
本当は、未処理になったままの感情を手放すためのサインなんですよね。
自分の身体と仲良くなれるほど、人生が軽やかで安定したものになっていく。
そんな気づきを再確認した調整となりました。
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