あたふた看護婦レポート

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Q. 脳波検査の時に何故クリームを付けるのですか!!!!!?????

A. 皮膚(頭皮)と電極の間の抵抗(電気抵抗)をできるだけ小さくするためです心電図でもクリームは付けますよね脳波は心電図の1/100位の極めて低い電圧の変化を検出しなければなりません頭皮と電極の間の電気抵抗が高いと蛍光灯などからの雑音ばかり拾って肝腎な脳電にの記録が出来ないからです



Q. 私の父67歳は若い頃からオーストラリア抗原というのがあって献血ができないそうです。母子感染と言うことらしいです。それはB型肝炎と言うことなのでしょうか?私たち家族は普通に生活してますが、感染していません。性交渉を持った母も感染していません。父も今のところ肝臓に異常はありません。

A. オーストラリア抗原=B型肝炎です。以前は母子感染が殆どでしたが、ワクチンの強化などで、現在は水平感染(主に性交渉など)が汚染源になります。現在はB型のキャリアという状況だと思います。無症候性キャリアの場合には特別な治療はされませんが、ウイルスがDNAという事もあり、生涯ウイスルは体内に存在はし続けます。一度肝臓専門医でHBs抗原を確かめ、陽性であればHBe抗原、HBV-DNA量を念のため測定され、経過観察の診断であれば安心出来るかと思いますのでオススメします。変な話ですが、今後がんなどの治療で化学療法など免疫を落とす治療などで、今まで眠っていたウイルスが急に目覚めてしまう事もありますので、安全策は取っておいたほうが宜しいかと思います。ご参考になれば幸いです。



Q. 入院中の暇潰しについて。61歳の父が肺ガンのため入院したのですが、個室で面会も家族以外できないようにしたため、治療はもちろん、暇をもて余して辛そうです。入院してまだ1週間ですが、今のところは毎日母と私で交互に行っています。本は読まない、ゲームはしない、テレビもつまらないと言ってほとんど見ません。映画が好きなのでDVDに焼いて持ち込もうと思ったのですが、持ち込みは出来ないそうです。常に点滴をしているので多少動きも制限されてしまいます。今までの父とは別人のように静かで顔もむくんでしまって、明らかに弱々しくなった姿を見て、とても辛いです。せめて何か気が紛れるような暇潰しできるものを持っていきたいのですが・・・良い方法はありませんでしょうか?よろしくお願いします。

A. 経済的余裕があって、個室での入院生活は恵まれていると思います。しかし、「本は読まない、ゲームはしない、テレビもつまらない」では、暇潰しの解消は難しいかと思います。家族といえど、朝から晩まで一日中付き添える訳ではありませんね。暇をもて余す環境が「個室」となっているのではないでしょうか。大部屋ではいろいろ気を使う環境ではありますが、利点もあります。まず病いと果敢に闘っている患者さんもいます。そのような病室では、辛いのは自分一人ではないことが分かります。同じ辛さを体験していることで、辛さを共有できることがあります。点滴で動きを制限されていても、病室を巡回している看護師さんと患者さんの会話も耳にします。明るい日常会話もあるでしょう。いろいろ刺戟も必要に思います。同室の患者さんとも辛さを共有できれば、カーテン越しにでも会話ができるものです。特に長期入院の患者さんでは、病気のこと・病院のこと・医師のこと・看護師さんのことなど、実に詳しい患者さんもいます。気が紛れるようなことは、生身の人の生の会話が重要に思います。個室は家族がいる間は会話はできますが、いなくなれば途端に孤独の世界です。お父様が、一人静かに療養したいと思っているなら仕方がないですが、こだわりがなければ大部屋も考慮しても良いのかと思います。大部屋でも、面会は遠慮させていただく旨を伝えれば、別に不都合はおきないと思いますが・・・。まずは、肝心なお父様がどのように考えているかです。このまま個室で良いとなれば「暇」も仕方ないことです。暇からの脱出は、一日も早い「退院」を目指し乗り越えることでしょう。お父様の気持ちを、再確認してみてください。どうぞお大事に・・・.