初日の約10キロの道のりを無事に歩行し終え、宿泊予定地のWaterfall Valleyに到着。
たまたま12月1日出発の個人ブッシュウォーカーが、20人以下という少人数だったこともあり、キャンプではなく、小奇麗な山小屋に宿泊可能ということに(・∀・)♪
小奇麗な山小屋の中で出会ったのは、流石は、国際的に有名なトレッキングコース、オーバーランド・トラックというべきか。国際色豊かすぎる人たちでした。
体の中にジェットエンジンか何か積んでるだろ。と突っ込みを入れたくなる香港人V(12月1日にメルボルンからタスマニアへ。バスに乗り換え、クレイドルへ。んでもって即日スタート。クレイドル・マウンテンのほぼサミットまで45分returnで登ったヨ!というスゲースタミナの持ち主)、そんなVに「ボーイング747」とブログであだ名を付けられてしまった韓国人夫婦(詳しくはVのブログ(英文) にて。笑いすぎ注意)。駐在していたボランティアレンジャーの人に「君、一番若いからストーブ担当ね!!」と言われ、後にみんなにも「ストーブのエキスパート!!」とおだてられ、以降、行程中のストーブ係となってしまったスウェーデン人のFなどなど。まさか、最終日に集合写真でキャッキャとはしゃぐほどに仲良くなるとは、このときは思っていませんでした(・ω・)。
実はこの日、山小屋に宿泊した10人ちょい以外にも、出発していた二人がいました。Vが途中で追い越したという、老夫婦が。
日がほとんど落ちて、あたりがだいぶ暗くなってもその二人が山小屋に到着しない。拙いんじゃないか?ということで、ボランティアで捜索に出かけた体力がまだ残っていた、V+2名。それに途中で連絡を受けていたらしいレンジャーさんも捜索に加わり、計4名でコースをしばらく戻って捜索したらしいですが、見つけられずに小屋へ帰宅。
幸いなことに、老夫婦は無事に翌日(12時ぐらい?)に山小屋に辿りつきました。
なんでも、コースの近くに大きな岩を見つけ、そこにマットを引き1つの寝袋に入って寒さをしのいだとか。テントは!?と聞くと、最初は持ってきていたけど重すぎるからと、Kitchen Hutに置いてきた、とのこと……(;´Д`)ヲィヲィ。
オーバーランド・トラックをテント無しで乗り切ろうって、無謀にもほどがありますヨ……。
このご夫婦とは、2日間この山小屋で休息して体力を取り戻す。とのことで、ここで別れたのですが。
無事に帰宅されたと信じたいですね……。

本日の写真は、そんなWaterfall Valley Hut周辺で出会った、ベネットワラビー(Bennett's Wallaby)さん。
結構近くに寄っても逃げない、あまり警戒心のない子たちでちょっとびっくりしました(かといって、エサくれ、と寄ってくるわけではない、真に野生のワラビーさんたち)。


世界の隅っこ。


世界の隅っこ。


世界の隅っこ。

tazdev