昨日は、オーストラリアの主な大学でちょっと変わった行事がありました。
「Noodles Day」
Noodle。ヌードル。麺。そう、あの「麺」です。
インスタントヌードルを同時刻、一斉にオーストラリアの主要キャンパスで食べるという、そんなちょっと変わったイベントでした。
タスマニア大学で行われたのは「1:30~2:00」。
この時間帯、学生ユニオンのビル近くで、タダでインスタントヌードルを配りまくり、みんなで一緒に食べようぜ!!となっておりました~。
ということで、タダ飯ゲットしに、自分も参加してきましたよー!!
ケバブ味という、日本じゃ考えられないよーな変わった味のヌードルを手渡され、いっただっきまーす♪とね。
実はコレ、The National Union of Studentsが企画した、「悲惨な学生生活を少しでも改善してくれ!」という抗議運動でした。
こっちの学生は、いくら実家が近かろうが、同じ州に住んでようが、大学生になったら独り立ちして、大学付近にシェアハウスやフラットシェアなどで住む、という人たちが大半です。そしてみんな、生活費などで頭を悩ましているらしいです。
で、一番先に削れるものといったら……食費。
安くて手軽なインスタントヌードルが「主食」の一部になってる学生も多いとのこと。
そんな悲惨な実情を少しでも、みんなに知ってほしい。そして出来るところは改善してもらいたい。という趣旨で行われた、社会に対するメッセージ。
……ちょっと変わった抗議方法でしたが、「同時刻にインスタントヌードルを食べた人数」の世界記録を達成したみたいだし、オーストラリアのメディアにもそこそこ取り上げられたみたいなので、一応、成功したんだと思います。
まー、こんな楽しい抗議方法だったらいつでもカモーン!ですけどね♪♪