ブログ 国際業務雑記

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入管局申請、国際労務管理、外国企業の対日投資サポートなどを手掛ける行政書士・社会保険労務士事務所所長のブログです!

この数カ月、コロナの影響で帰国出来ない外国人(いわゆる帰国困難者)が増えたこともあり、イレギュラーな滞在許可=在留資格の付与されるケースが頻発され、我々専門家でも混乱するほどです。

具体的には、在留資格29種類のうち、イレギュラーケースをまとめた便利な在留資格=『特定活動』を与えられる場合が多いのですが、この『特定活動』はその内容が約50種類にも分かれているため、単に在留カード上の在留資格欄を確認するだけでは不十分なのです。実際 日本でどんな活動までが許されている人なのか? 働けるのか? 働けないのか? といったことまでは、在留カードを一見しただけではわかりません。

そのため企業からも「この人を雇ってもいいですか?」「どこまでさせられますか?」「何時間まで働かせられますか?」といったご質問が、最近は数多く寄せられています。

 

『特定活動』はそもそもその名称自体が『特定技能』、『文化活動』などと似ていて紛らわしいのに、実体もまた複雑なのです。技能実習を3年間修了したもののコロナで帰国出来ない、学校を卒業し帰国する予定だったが飛行機が飛ばない…など、秋以降 改善はして来ていますがコロナ難民?ともいえるような人たち。

実はそこでも「働ける」「働けない」が人によって分かれますし、かといえば『特定活動(46号)』のように『技術・人文知識・国際業務』とほとんど変わらないくらいガッツリ働ける 就労ビザとしてのものもあります。

 

この『特定活動』の在留資格を持つ外国人がエントリーして来たときは、在留カードだけでなくパスポート内に添付されているはずの『指定書』も必ず確認・コピーするようにご注意ください。その「指定書」、ただの1枚の紙切れなのですがそこに重要な活動内容の説明が書かれています。

さらに言うとその『指定書』、ただの紙切れ1枚ですし偽造されたものもあるのですが… そこまでは企業さんが見抜くのは難しいでしょう。とりあえず『特定活動』ビザと来たら『指定書』も確認! と、これだけは必須の注意点としてご留意ください。

 

“外国人在留・技能実習受入れ手続、特定技能受入れ手続き 他”

行政書士・社会保険労務士 名古屋国際綜合事務所

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