今回は欧米人の外国人材について。何故かといえば9月~11月に日本で開催されるラグビーワールドカップに合わせてどっと欧米(特にイギリス系)から押し寄せる外国人観光客への対応をめぐり、各所でざわついているからです。

弊事務所の長年のクライアント(イギリスの旅行会社の日本支店)も、その間のアテンド人材・添乗員をどう確保するか?に頭を悩ませています。3カ月間という短期間です。ラグビーワールドカップのためだけにわざわざ就労ビザの英米人を社員雇用するわけにもいきません。欧米人留学生のアルバイトに頼ろうにも、開催期が9~11月では長期休暇中でなく確保も難しいのです。そこで、その間だけ高給で募集をする旅行会社なども現れていますが、永住者や日本人の配偶者などを除き、極めてグレーな場合が多いと感じます。

 

日本で働いている英米人についてですが、比較すれば「(雇用)契約」はかなり重視してきっちりと守ります。条件が悪い職場でも「契約の期限」までは働かないと…などと考える一方、入管法に対しては「かなり都合よく」解釈する傾向があります。英会話教師なども複数の英会話学校との細切れ雇用契約の下、同時並行で働いている場合が多く、一社との契約で生活出来るように という考えの入管とは大きく食い違うことがあります。そのため冷や冷やする場面が多く有りますが、本人たちは英会話教室との「雇用契約」のみ重視し、呑気に構えている場合が多いです(さすが契約社会の国の人たち)。

ともあれ、私はこのワールドカップ開催期間中の「臨時就労」が元で、資格外活動違反や届出懈怠などにより、後日 ビザ上のトラブルに合いそうな英米人が相当多いのではないか?と思っています。「契約よりまず、法律を守れ!」と毎回言ってやりたくなりますね。


“外国人高度人材の雇用・招聘手続全般、外国企業の対日投資サポート 他”

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