古代中国の漢帝国を作ったのは劉邦という人です。
項羽との戦いに勝って漢の初代皇帝になりました。
劉邦に四方を取り囲まれたときに項羽が歌った歌が「四面楚歌」ですね。
中国七代美女の一人、虞美人は項羽の恋人です。
と、歴史上の有名な話に事欠かない劉邦とその周辺ですが、劉邦自身はそんな大した人物ではなかった!?という話です。
劉邦は部下に恵まれていました。
知将の韓信や軍師の張良など、名だたる面々です。
ある日劉邦と部下達が話していたときに、部下達の間で「よくよく考えてみれば我々の大将(劉邦)は、戦に強いわけでもなく知略に長けているわけでもないのに、一体なんで俺たちはこの人に従っているのだろう?」という話になって、皆がう~んと首をひねりました。
そのとき劉邦は、「俺の凄いところは、お前らを見出したことだ。」と言いました。
そこで部下達は、なるほどと納得したそうです。
劉邦は部下に恵まれてたんじゃなかったんですね。
その時点では地味だった、目立たなかった人達に目を向け、その人達の潜在能力を見抜き、その人達を人生を賭けて盛り立てたんだと思います。
で、韓信や張良は特別だったのだろうか…
確かに彼らは自分の持ち場でその能力を大いに発揮しました。
でもそれは正しい持ち場を与えたからだと思うのです。
それだけのことかもしれないです。