女性は、81.5%、男性は、2.65%であったとのことです。
男性で育児休業を取得されることは、
昨今の「イクメン」が支持される風潮の中でも、
なかなか難しいようですね。
(男性、女性を問わず)現実的には、
仕事を空けられないので育児休業が取れない、という方が、
大多数、いらっしゃると思います。
以前、民間企業に勤められていた男性の方で、
育児休業を取得されたという体験談を聞いたことがあります。
その方の場合は、自身の仕事内容を分析して、
自宅でできること、同僚に任せられることを切り離すことで、
月の3分の2ほど、会社に顔を出さなくても、
大きな支障が出ない、という段取りを実現したそうです。
その気になってやればできる、という良い事例ですね。
ちなみに、厚生労働省所轄の「両立支援等助成金」で、
平成28年度より、「出生時両立支援助成金」が新設されました。
その内容は、「過去3年に男性の育児休業取得者が出ていない会社」を対象に、
「男性社員が、子の出生後8週間以内に開始する、
連続5日以上(中小企業の場合)の育児休業」を行うと、
1人目の取得者が出た段階で、60万円の助成金が受けられる、というものです。
仕事と家庭の両立を応援する企業さんは、
ぜひ、ご検討くださいね。