これは新米タクシードライバーのブログです。


かなり久しぶりの投稿になるが、毎日をここまで必死になって生きて来たことがあるのだろうかと思える日々を送っていた。


しかし、決して辛いわけではない。

どちらかというと楽しい、むしろ楽しすぎるからこそ必死なのだ。


現在、独り立ちをしてから早いもので3ヶ月目に突入中。

仕事にもだいぶ慣れ、最初は道を聞くことが怖かったが、慣れてしまえばむしろ聞くことが楽しみになる。


人に対して一生懸命


タクシーの仕事は言ってみれば人助けのようなもの。

最近は暑いし雨だっていっぱい降る。

手荷物でいっぱいになった人もいる。

タクシーはこういった人たちの助けになる仕事だ。


今までの職種、いらないものを無理やり売りつけていた自分からすると、向こうから求められることをただするだけなので、そんな楽な商売はない。


なにせ需要は尽きないからだ。


『急げ』という客も最初は怖かったが、慣れてしまえば、むしろ時間内に間に合わせてあげたいという気持ちが生まれる。


道を知らないことも最初は怒られるんじゃないかとすごく怖かったが、今でも知らない道は知らないし、いままでそれで怒鳴られるようなことは一回もない。むしろみんな優しく教えてくれる。

知らんものは知らんでいい。何回も通って覚えりゃ良いだけ。

むしろ目的地に辿り着けなくて困るのは自分じゃないと開き直るしかない。




チップ



タクシーは珍しくチップというものがある。

これは謝礼のようなものだ。


大体平均すると、1日につき1000円から2000円ほどはチップを貰える。これは一般企業ではあまりないものだ。しかし、タクシーは心尽くせばこういったもので返ってくる。

先日今までにないほどの額があった。


女性が花束を抱えて乗車したので、『なにか僕に手伝えることはありませんか』と言ったら、たいそう喜ばれ、マンションのお部屋まで運んだ。

たった2分程度の出来事だったが、

チップが一万円だった。


人に心から尽くせばちゃんと返ってくるのがこの仕事だと感じた。


人気の職種


最近このタクシーが若い子の間で人気の職種になりがちだが、決して良い話ばかりではないのは事実。

人気の理由はやはり給料だろう。

一つの会社に入り、もらえる初任給なんてたかがしれてる。しかしタクシーは青天井。

生活削ってやる気さえあればいきなり稼ぐこともできる。

月に50万だっていこうとおもえばいけるのだろう。


ただ、体力は相当奪われるし、自分の場合、目が特に疲れる。

事故のリスクももちろん上がるし、運転に自信あっても回避できないことは多い。

客もいろんなタイプがいるから、気を使わないとダメージを喰らう。

家族の時間なんか営収考えたらなかなか取れない。


思ってたよりも辛すぎて3ヶ月ほどで辞めてしまう人も多いと聞く。



けど、自分的にはこんな面白い仕事はないし、むしろ人生で関わることのない人種と話しながらドライブすることに一番やりがいを感じる。

いろんなことを教えてもらえるし、道も詳しくなるし、人の優しさに触れれる仕事だと感じる。


ただ、これはみんな共通して言えることなのかな

口が悪くなる