『下部暮樽実のたわいのない日常』 -2ページ目
三浦雄一郎氏が
ドクターストップにより
アコンガクア登頂を断念して下山した
困難を克服して登頂を目指す勇気よりも
さらに大きな勇気だったと思う
診断したドクターの勇気も素晴らしいと思った
テニスでは錦織選手が
ジョコビッチ選手との対戦途中で棄権した
三浦氏は生命を
錦織選手は選手生命を考えての
勇気ある決断に
心の中で拍手を送る僕
一方で大相撲を見ていて考える
稀勢の里関は大きな怪我の後
まだ体調が万全じゃないのに
強行出場したんじゃないのだろうか?
力士にとって
休場することは
引退への不安とか
番付が下がる不安とかがあるという
幕下に下がれば
給料だって激減するからなおさら無理をする
その結果
力士生命に影響することだってあるだろうに!
以前
大相撲には公傷制度があった
いわば労災みたいなものだろう
昨今休場力士が増えている中
公傷制度の復活があってもいいんじゃないかな
万全な体調の力士同士が
ガチンコ勝負で盛り上がる場所がみたい
樽実
学生時代に
寮が火事になった経験を持つ僕は
火の元の管理にはとても神経質!
それくらい火事は怖い!
泥棒は何かを残していくけど
火事はすべてを奪ってしまう
このところの天気予報等では連日
乾燥に対する注意喚起が叫ばれているけど
注意報どころか
警報に匹敵する状況なんじゃないかと思う
今日
買い物に行くため運転していたら
前を走る車から
火のついたタバコが投げ捨てられた!
クラクションを鳴らし
車を止めて
運転手を殴り飛ばしたい衝動を抑えて
車を止めてタバコの火を靴でもみ消した
(幸い後続車がなかったから)
モラルとか
常識とかのかけらもないような輩は
自宅が火事になってみないと
わからないだろうな(怒)
樽実
数日前
僕は欲しいDVDを探して歩き回った
そのあと
書店に入って数冊の本を立ち読みしていた僕は
お腹の空いたことに気づき
書店の隣の立ち食いそば屋でそばを食べた
そのまま帰ろうと思ったけど
煮込みのうまい立ち飲み屋に立ち寄り
したたか飲んだ
辺りはもう薄暗くなってきたから
家路についた僕
疲れた足を引きずり
駅への坂道を歩いていると
どこかで笑い声が聞こえてくる
笑い声が不気味に思えて
耳をすませてみたら……
笑っていたのは
歩き疲れた僕の「膝」だった
齢を重ねて足腰の弱くなった僕の膝は
時々笑う!
樽実