take a walkもう7話目です(take a walk(4)は内容に関係ありません)

いやいや、一体何話まで続くんでしょうかね。


さて、今日も頑張って(?)思い出しながら書いてみます。



休憩時間も少なくなってきたのでバスへ戻ることに。

彼女は緊張がほぐれたのか、バスが出発するとすぐに寝てしまいました。



遠距離恋愛、、皆さん体験した事ありますか?・・・私はありません。

そういう機会がなかった訳ではありませんが、なぜか無理だと思っていました。

でも、今考えると逆に何が無理なのかわかりません。

現実的な距離の問題より、心の距離の問題なんじゃないかという気がします。



彼女の気持ち良さそうな寝顔をみていると思わず微笑んでしまいました。

いや、別になにも面白い事はないのですが(笑)

私も広島での行動を考えて寝ることに・・・・。


次に起きたときは広島・・・、ではなく最後のサービスエリア。

起きたかった訳ではないですが、彼女に無理やり(笑)

聞くと、どうしてもトイレに行きたいから一緒に行こうとのこと。

ま、良いかと思い一緒にトイレに。

彼女がトイレに行っている間、煙草を吸っていると彼女が走ってこちらへ。


私   : 「どうしたの?」


彼女 : 「寒いんだもん」


私   : 「でも、走らなくても、、」


彼女 : 「寒いから走るんだよぉ」


彼女は暖かい珈琲を私に渡し、


彼女 : 「隣に移動して迷惑だった?」


と聞いてきたので正直に、、


私   : 「いや、ぜんぜん。でも言われたときはびっくりしたよ」


彼女 : 「そうだよね。てか私なら普通に断る(笑)」


言われてみればそうだ。

なんで断らなかったんだろう?

ん~、わからん。


彼女 : 「なんで断らなかったの??」


いや、そう言われてもね。

断る理由がなかったからと言えばそうだし、断ろうという考え自体なかったな。

荷物なら断ったかもだけど。


私   : 「たぶん、君が若いからだよ」


と笑いながら答えると、


彼女 : 「やっぱりかぁ」


と言い、素敵な笑顔を浮かべていました。


彼女 : 「ね、質問して良い?」

私   : 「答えられることなら」



次回に続く、、、

ん~、もう6話目です。

最初は6話くらいで終了する予定だったのですが・・・。

まだ往路で広島にさえ到着していません(笑)



彼女が隣に座り、次のサービスエリアまで暗い中小さな声で世間話。

それほど深い話も無かったのですが、彼女の話は非常に面白く耳を傾けるだけの価値はありました。
そんなこんなで次のサービスエリアに到着。

彼女が「外の空気吸いに行かないですか?」と言うので一緒に外へ。


自販機で暖かい飲み物を買い、喫煙スペースで煙草を吸っていると、、

タイミング良く(?)雪が降ってきました。

いや、自分にとっては初雪なのでちょっと嬉しかったですね。


彼女は空から降ってくる白い粉を手のひらで受け止めながら、


彼女 : 「今年初めての雪」


と子供のように喜んでいました。

彼女は手のひらにある白い粉を見つめながら、、


彼女 : 「変なこと聞いて良い?」


私   : 「答えれることなら」


彼女 : 「何で一人旅するの?」


私   : 「ん~、何でって言われてもなぁ・・・」


実際、「何で」って聞かれてもそりゃ困りますよ。

まず、目的なんて考えてないです(笑)

それに、誰か他の人と一緒に旅行するのに日帰りで広島は選ばないです。はい。

答えに困ったので逆に質問を、、


私   : 「サチは帰省?」


彼女 : 「ううん、彼氏に会いに」


私   : 「へ~、遠距離なんだね」


彼女 : 「うん、遠距離」


私   : 「うまくいってるんだね」


彼女 : 「実際はわかんないけどね(笑)」


私   : 「でも、彼氏に会いに帰るんでしょ?」


彼女 : 「そう、でも遠距離ってやっぱり難しいよ。経験ある?」


私   : 「いや、ないよ」


彼女 : 「それは、そういう機会がなかったってこと?」


いやいや、私にも甘酸っぱい別れの経験はありますよ。

でも、今考えるとなんで「距離」ってそんなに重要じゃない気がするな。

だって海外ならまだしも、週末に当日予約で簡単に東京⇔広島行ける時代なのに。


私   : 「そういう訳じゃないよ」


彼女 : 「じゃあ、何で別れたの?」


私   : 「若かったからじゃないかな」


彼女、笑っていました。

ん~、「若い」・・・言い訳かな。

でも、その時は何故か無理だと思っていたような気がする。

いや、やっぱり都合の良い言い訳だな。


私が一人、その時のことを考えていると、、


彼女 : 「でも、遠距離恋愛しなくて正解かも」


と、ぼそりと呟きました。

彼女は続けて、、


何だか最近、彼に会いに行くのに義務みたいに感じっちゃう時があって、、

彼のこと好きだけど・・・、たぶん好き(笑)。

別に他に好きな人が出来た訳じゃないし、今の関係が嫌な訳じゃない。

でも、このままだとお互い良くないんじゃないかって思う。

ねぇ、なんでそんな風に考えちゃうんだと思う??



何て答えれば良いか迷いました。

今の年齢だから言えることがあるのですが、それは今の彼女には必要がないこと。


私   : 「若いからだよ」


と私が言うと、

彼女は屈託ない笑顔を浮かべながら、、


彼女 : 「そっか、若いからかぁ」


と言って空を見つめていました。



次回に続く、、

take a walk(3)の続きです。

まだ、広島にも着いていないのにもう5話目(笑)


サービスエリアの会話の続きです、、、



彼女 : 「隣に移動してもいいですか?」


私   : 「えっ?」


完全なる不意打です。

いや、話の流れを考えると荷物が多くて狭いから言っているのかと思いました。

一応、確認の為。


私   : 「荷物じゃなくて?」


彼女 : 「荷物じゃなくて」


と笑っていました。

でも、普通夜行バスで女性の隣の席は女性にするはずなのに、、


私   : 「でも、隣って女性の方じゃないの?」


彼女 : 「女性なんですけど・・・」


私   : 「何かあったの?」


彼女 : 「いや、、いびきが酷くて」


私   : 「なるほど」


いや、やけに納得してしまいました。

夜行バスで隣の人のいびきが酷いのは辛いです。


私   : 「そういうことなら構わないですよ」


彼女 : 「すいません、ありがとうございます」


私   : 「あ、もう時間だしバスに戻りましょう」


と一緒にバスに戻りました。

ん~、荷物と勘違いしていたので驚きましたが、、そういう理由なら仕方ないですよね。

ただ、荷物が少ない事は祈りましたが(笑)


バスに戻ると彼女は早速、移動の準備。

荷物はと見てみると、、小さい鞄1つだけでした。

逆にそれだけかよってツッコミたくなりましたが、大きい鞄はバスのトランクに預けたみたいです。

なんだか変な感じでしたが、とりあえずバス出発。


突然の隣人出現で最初は戸惑っていましたが、

話をすると年齢や容姿のイメージよりずっと丁寧な喋り方をする方で少しびっくり。


簡単に彼女を紹介


名前 : サチ

年齢 : 22

職業 : 不明

出身 : 広島


、、、紹介になっていないですね(笑)

いや、私はあまりそういったことを聞くタイプの人間ではないので知りえたのはこれだけです。

ま、人と会話するのに必要なのは名前くらいなもんですよ。

さすがに名前は無いと不便ですし、番号だとあまりにも寂しいです。



次回に続く、、