久しぶりのブログです。
更新がないことからおわかりいただけるかと思いますが、今のところ再再発はしておらず、経過観察のまま新たな治療もなく過ごしております。
腫瘍マーカーがわりに測っている抗p53抗体の値が基準値からけた外れに高いことが気がかりですが、今のところ画像上は新たな転移もなく、特にやることがありません。

明日から例年通り八ヶ岳の別荘に年越しに行きます。
初詣もそちらで済ませようと思います。
昨年お参りしたローカルないぼ取りの神様にもお礼参りに行きたいです。

去年の今頃は再発確定で生き残りをかけてセカンドオピニオン巡りをし、年明けから化学放射線治療に入ると決定したあたりで生きた心地がしませんでした。
一昨年の今頃は抗がん剤治療の最中で、シスプラチンの副作用に苦しみながら、よく効いたら手術ができるという希望だけで踏ん張っている状態でした。
どちらも年明け早々に入院が決まっていたため、正月を心から楽しめませんでした。
今年は年明け早々の入院がありません。
それだけで幸せです。

この年末、がん闘病中の顧問先の社長さん達に電話したところ、みな何とか無事に年を越せそうでほっとしました。
経過観察に持ち込めた方もいますし、抗がん剤治療を終えて在宅ケアに入った方、フォースラインに突入した抗がん剤治療で頑張っている方、積極治療を止めてQOLを維持する治療を受けながらヨーロッパ旅行に行ってきた方、名医にめぐり会って転移巣を手術して現場復帰した方など、私の知っている範囲でもがん患者といえど様々です。
私も相当心配されていましたが、経過観察のまま年を越せそうだと伝えておきました。

それでは皆様よいお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願いいたします。