三日間の臨床腫瘍学会の日程が全て終了し、今新幹線で東京へと向かっています。
少し疲れました。

三日間めまぐるしかったですが、初めて知ることが沢山あり、とても楽しかったです。
また多くの演者さんとお話しできたことが非常によい刺激になりました。

腎盂がんあるいは尿路上皮がんの仲間とは出会えなかったことだけが心残りです。
乳がんや肺癌がんの方々が旧知の仲といった風情でわいわいしているのを横目で見ると少し寂しかったです。

初日にある演者の医師の方が「患者に情報格差がある、患者会に入っている人はよく知っている」という発言をしたと前に書きましたが、このような患者会を全く持たない尿路上皮がんは圧倒的に格差の弱者側の方が多いのではないでしょうか。
私もまだまだ一年目。
おそらく情報弱者に近いと思います。
何らかの患者の会があったらなあと思いました。

患者会には辛い気持ちを言葉にするのを手伝ったり安心して自分の気持ちを語れる場を提供してくれるタイプのものと、最新の治療情報を共有するタイプのものの二つがあると今朝の精神腫瘍科の医師の方のセッションで言っていました。
後者のタイプがあったら便利そうですね。

さて楽しい時間はあっという間に過ぎ、東京に戻ればまた現実が始まります。
来週の水曜日からまた抗がん剤のため入院です。
それまでの間に必死で仕事を片付けなくてはいけません。
先ほど連絡があり急ぎのチェック仕事が入ってしまいました。
今夜は帰宅したら寝るつもりだったのにそうはいかなそうです。