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早いもので今日で退院から一週間が経ちました。

経過は順調です。

今のところ痛みはなく、30cmの傷が何となく押さえつけられているような違和感があるのと、我慢できる程度ですが体中のそこかしこに痒みが出ています。

病院で処方された大建中湯という漢方のおかげもあってか腸の動きも良く、今のところトラブルはありません。

膀胱を切った影響で頻尿気味のためタムスロシンという薬を飲んでいますが、徐々に尿の出る感じが改善してきています。

 

また、術後の絶食や流動食などの影響か胃が小さくなったようです。普段の食事の半分くらいで胃が満腹状態です。

食事は食べられていますが、空腹感がまったく感じられません。

手術前79kg→退院時73kgと結構痩せました。

減った体重のうち腎臓とその周りの脂肪がどのくらいを占めるかはわかりませんが、少しスリムになりました。

メタボ体形を改善する良い機会なのでこのまま小食を続けていければと思います。

 

術後一番気になっているのは睡眠が大きく変わったことです。

最長でも二時間くらいで目が覚めます。

入院中投与されていた睡眠導入剤を退院後は全く飲んでいないためかもしれません。

眠れなければ眠らなければいい、と考えるようになってから気楽な気持ちになっています。

 

仕事の方は本格復帰はまだですが、一日のうちどこかしらで職場に足を運んでいます。

今日は退院後初めて公式の場に行きました。

監事を務める公益社団法人の集まりです。

みなさん大変心配してくださったようで、よかったよかったと声をかけていただき、まだまだこの世に私の居場所はあるのだと嬉しかったです。

実は告知の日に病院の会計でこの公益社団の理事とばったり遭遇し、「たった今癌を告知されてきた」と立ち話をしました。今思うと随分重い立ち話ですが…。

一番最初に癌であることを伝えたのはこの団体です。無事手術のご報告ができて感慨深いです。

 

明日から私の事務所は9日間のGW休暇に入ります。

本当ならば例年通り八ヶ岳の別荘にのんびりしに行きたいのですが、車に乗った時の振動がお腹に響くのが気になってしまい、今年は自宅でおとなしく過ごすことにしました。

別荘の周囲はガタガタの砂利道なので、とても耐えられそうにありません。

BBQや庭のヨモギを摘んでの草餅作りや天体観測、温泉、森の散策、庭の遅咲きの桜を眺めながらの読書などなど、日常の喧騒を離れてリフレッシュしたかったです。

夏は絶対行きたいです。できることならば来年の春も、その次の春も行ければいいなと思います。