今日の朝をもって無事退院いたしました。

左腎臓と尿管を全摘、膀胱の一部を摘出する開腹手術から11日。

一昨日の夜に38℃の発熱があり、退院できるか怪しかったのですが、抗生剤で何とかなりました。

52針、30cmの傷は今のところ無事にくっついています。

 

病院から帰宅する道すがら、事務所に立ち寄りスタッフたちへの手術の報告と、留守中の業務連絡や相談事をこなし、いくつか仕事を持ち帰ってきました。

午後から書斎で在宅仕事です。

仕事復帰はいつから?と言っておいて何ですが、結局退院と同時になし崩しで復帰することになりました。

途中顧問先からの不動産投資に関する複雑な相談の電話があり頭がシャキっとしました。顧問先にも沢山ご心配をおかけしております。大変温かいお心遣いをいただき、まだまだ頑張らねばと思いました。

元気そうじゃないかと言っていただけるのが何よりの励ましになっています。

 

二階の書斎で暖かい日の光と爽やかな風の中で仕事をするのは気持ちが良かったです。

やっぱり家はいいなと改めて思いました。

10月の抗がん剤治療スタートより、入院生活は通算75日になりました。

GC療法は私の場合、28日の1クールごとに10日ほど(初回は21日)の入院が必要で、それが結構長かったです。

計算したところ、なんと10月から今日までの三分の一以上を病院で過ごしていました。

主治医たちや看護師さんたちをはじめとした病棟スタッフのみなさまのおかげでそこそこ快適な入院生活を送れましたが、やはり私は家が一番です。

病理の結果によってはまた入院して術後補助化学療法が始まりますし、再発したらまた手術や抗がん剤治療で入院しなくてはなりませんが、それまでは家で過ごす貴重な時間を大切にしたいです。