明日から(正確にはもう今日ですね)新年度です。
我が事務所にも明日から新人さんが入ります。

フロアのスタッフが机や文房具や規約集などを金曜のうちに用意してくれました。
入って早々、所長がステージ4の予後不良ながんで来週手術だなんて、聞いたらきっとびっくりするでしょう。
幸いうちの事務所には他にも何人か税理士がおりますので、たとえ私が手術中の不慮の事故で死亡しても大丈夫です。

顧客や同業者、友人、ボランティアで理事や監事を務めている団体などには基本的に病気をオープンにしています。
大変ありがたいことに、今のところそれを理由に顧客が離れたり仕事に支障が出たりはしていません。
税理士業という顧客流動性の低い業種であることや、開業してから長くやっていること、そして長い付き合いで信頼を得ていることなどが幸いしたのではないかと思います。

今日は明日の新年度第一回目のミーティングの準備と、大学OB会の総会の準備書類の作成などをして過ごしました。手術で長期離脱するための準備も着々と進んでいます。

あとは入院前に床屋さんと歯医者さんに行こうと思っています。
二ヶ所とも、昨年10月の抗がん剤治療での入院前に行って以来ご無沙汰しております。あの後来ないけれどどうしたのだろうと思われているかもしれません。床屋さんは特に三十年来、毎月通っていたので心配されているのではないでしょうか。生存報告ともども行ってこようと思います。GC療法で半分近く減ってしまった髪に驚かれてしまうかもしれません。
ちなみに抗がん剤治療中は、風邪やインフルエンザを拾うのが怖かったので、入院ついでに病院内の床屋で切ってもらっていました。

2017年度はがん告知とまさかのステージ4宣告という衝撃的な一年でしたが、2018年度は初めての開腹手術と片腎での生活が始まります。
これ以上もう何も起きないでくれと願わずにはいられません。