経営者の懐刀
みらい会計エキスパートの
吉田 大です。

主に2代目社長を中心に、
みらい会計を通じて
『常に先手を打つ経営』の実践を
アシストすることで、
経営者が自信をもって、
『次の一手』を打てる!

そんな経営環境を作る
お手伝いをしています。


さてさて、久しぶりの
blog投稿となりました。

暦も6月に入って、
3月決算の会社についても、
無事納税まで完了して、
心機一転新しい年度を
迎えていると思います。

決算といえば、
先日クライアントとのワンシーン。

「吉田さんウチの会社って、
 借金ってあとどれくらい
 残ってるの?」とか、

「なんか年々粗利が
 薄くなってくてると思うんだけど、
 実際どうなのかな?」とか、

こんな質問を、
立て続けに受けました。

決算書をお渡しした時に限って、
思いつくまま会社の数字が
気になるみたいです。

『そんなの決算書を読んでもらえれば
 判るのに・・・』

口にこそ出さないですが、
思わず心の声が漏れそうでした(笑)

でも、
これは仕方のないことかも
しれませんね。

実際決算書をどう活用すればいいか
判っている社長さんて、
ホント一握りです。

多分

『なんとなくのイメージは
 あるんだけど、
 どう読み解けばいいのか・・・』

とか

『今更基本的なこと
 恥ずかしくって聞けないし・・・』

みたいな感じだと思います。

そんな社長さん達のために、
決算書の基本的な読み方を中心とした
『決算書のキホンのキ』
というセミナーをオンラインで
開催することとしました。



 

 

今回は、
超が付くほどの初心者を対象とした
レベルの話をしますので、それこそ
「今さら聞けないこと」
の再確認にもなりますし、
ボヤーっとしたイメージが
払拭できます。

そんなオンラインセミナーにつていはコチラから。

全3回開催
(内容は全て同じ内容になります)

 6/25(金) 20:00~21:10
 6/30(水) 20:00~21:10 
 7/10(土) 20:00~21:10
 7/12(月) 20:00~21:10

いきなりの
セミナー告知になってしまいましたが
日々移り変わる経済環境の中、
決算書を読むことで、
少しでも自分の会社の経営判断に
役立てて下さい。


最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました。

では、また。

経営者の懐刀
みらい会計エキスパートの
吉田 大です。

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さてさて、久しぶりの
blog投稿となりましたが、

いよいよ7月1日より
レジ袋が有料化されて
しまいました。



レジ袋を有料化することにより、
無駄に消費されている石油製品を削減して、

これが環境保全につながる
ということらしいですが、

本当にこれが環境保全に
つながるのですかね?

むしろ、単に有料化することにより
企業収益の増益を狙っただけだと
思うのは吉田だけですかね・・・


などという話は長くなりそうなので、
ここらへんにしておきます。



いずれにしても始まってしまったので、
これからはレジ袋が欲しい場合は
お金を出して買うしかありません。


が、ここで注意点があります。

それはこのレジ袋、
消費税法上は標準税率、


すなわち10%課税がされる

ということです。


これがどう影響があるかというと、

例えばコンビニでお茶を買った場合、
お茶については軽減税率が適用されますが、
レジ袋は標準税率ですので、

これを経理する場合は、
1枚のレシートでも分けて経理しなければ
いけないということです。

これはコンビニ以外でも、
ドラックストアとか、
ホームセンターとか、

会社で利用するお店って、
結構あると思います。

そうなると、
ハッキリ言って
『面倒クサイ!!』
の一言ですよね。


でも、
軽減税率の導入時に
顧問税理士などから
案内されたと思いますが

消費税法上は
税率の違う取引がある場合は、

たとえ同じ取引の一環だとしても
必ず分けて会計処理する必要があります。

さらには軽減税率の適用分は
明記することが求められています。


そして、
これが分かれていないと、
消費税の納税額が
正確に計算できないんです。


今回のレジ袋の取扱いって、
そもそも法律で強制的に始まった話ですが、

税法改正ではない場合でも、
思わぬところで
税金の計算に
影響を与えてしまっている。

細かい話ですが、
そのような所にも
気を配らなければいけないと、
実感してしまいました。


今回も最後までお読み下さり
ありがとうございました。


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さてさて突然ですが、

「あなたの会社って

誰のモノでしょう?」

って聞かれたら、

なんて答えます?

 

 

多分ほとんどの経営者は

「俺のモノだろ」

って答えると思いますが、

 

 

それって違います。

 

「会社はあくまでも株主のモノ」

 

まずはこれを

押さえておいてください。

 

 

そして、先代から後を継いだ

2代目社長のほとんどは、

単に社長に就任しただけで、

会社の株式については

先代の名義のまま変えていない。

 

なんてことありますよね。

 

社長の変更については、

書類上の手続でどうとでも

なりますが、

 

株式の名義変更となると

どうしても税金の問題が

発生してしまう。

 

しかも、税金の負担額も

ハンパないため、

どうしても手つかずのままで

先送りになっている

 

そんな感じではないですか?

 

 

跡継ぎとして社長になった時に、

一緒に株も貰いたい。

 

でも貰ってしまうと

贈与税がかかってしまう。

 

かといってそのまま

先送りにしておいても、

万が一のことがあった場合は、

多額の相続税が生じてしまう。

 

悩ましい限りだと思います。

 

 

 

でも、その時に負担すべき

贈与税や相続税が

免除されるとしたら

いかがでしょうか?

 

これが、

事業承継税制

という制度です。

 

これは

以前から存在していたのですが、

いかんせん使い勝手が悪く

あまり普及していませんでした。

 

(正直吉田自身も否定的でした)

 

でも改正によって、

すごい使い勝手が良くなってくれました。

 

税法なので、

いろいろな条件とか

事前手続きとかはありますが

 

やり方によっては

税負担ゼロになるというオマケ付き。

 

ただし令和5年までに

手続きを開始しなければ

使えなくなってしまいます。

 

 

そうはいっても

贈与税とか相続税を

免除してくれるというのは

今までになかった制度ですので、

 

 

これを機会に、

ちゃんと手続きをして、

実名とも自分の会社にしてしまっては

いかがですか?

 

 

最後までお付き合い、

ありがとうございました。

 

⇒ ダウンロードは、コチラから

 

 

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さてさて

世間をにぎわしている

新型コロナですが、

 

政府からの自粛要請もあいまって、

いい加減コロナ疲れに

なっているとかいないとか・・・

(「そんな不謹慎な」なんて

考えていたらゴメンなさい)

 

そんな中で

新型コロナネタを2回続けて

恐縮ですが・・・

 

 

前回のblogでお話しました

新型コロナに対する

緊急融資対策ですが、

 

その後、

より具体的な姿が

はっきりし始めてきました。

 

当初の発表から、

どんどん改正されており、

現在では比較的柔軟な対応を

してくるれるらしいですね。

 

その辺りは

今後の金融機関の対応に

期待するとして、

 

今回は納税についてです。

 

 

本来税金は、

納付すべき金額を

一括で納付しなければ

ならないのですが、

 

今回

この新型コロナのせいで

 

事業に多大な損失が

出てしまったとか

 

社員や経営者自身や

近親者に感染者が

出てしまったとかで

 

税金を一時に納めることが

できない場合は

 

税務署に

事前に申請することによって、

原則1年間、

税金の支払いを待ってくれます。

 

 

これは

『納税の猶予』

という制度で、

 

以前から存在しては

いましたが、

 

今回の

コロナパニックについては、

 

税務署も比較的柔軟に

対応してくれるみたいです。

 

ただ気を付けてほしいのが、

『事前に自ら申請する』

ということです。

 

 

こちらから何もしないのに

税務署側から気を遣って

勝手に納税を待ってくれるとか、

 

後になってから、

「いや、実はコロナのせいで

払えませんでした」

なんて言っても

ダメですから。

 

お国はそんなに優しくありません(笑)

 

 

 

 

ただでさえ

コロナパニックのせいで

資金繰りが大変なうえに

 

さらに

税金の重圧が

のしかかってきては、

 

廻るものも

廻らなくなってしまいますよね。

 

資金繰りの関係で

借り入れを検討している場合は、

 

この制度をうまく利用してみるのも、

経営判断の一つではないでしょうか。

 

ただ、

いっそのこと免除してくれれば・・・

と思ってしまうのは吉田だけ?

 

たまには税理士らしく

税金ネタでしたが、

 

最後までお付き合い、

ありがとうございました。

 

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さてさて、

巷ではいわゆるコロナパニック!

やれ「マスクがない」とか

「トイレットペーパーがどうの」とか

ニュースでもコロナの話が

常にトップ・・・

 

早く収束してほしいもんですね。

 

 

でも、このコロナパニック、

経営者にとっては

これからが本当に怖いのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

政府の自粛要請ではないですが、

 

いかんせん人が動かない。

そうすればモノもお金も動かない。

 

本来倒産する必要のない会社まで、

コロナパニックのせいで

おかしくなってきます。

 

 

 

政府は、

このコロナパニックに対して

緊急融資対策をするみたいですが、

 

 

この制度の対象になるのは

そのほとんどが

『売り上げの減少』

条件です。

 

が、

 

ハッキリいって

そのタイミングだと

『遅い!』

です。

 

 

考えてみてください。

 

借入の時には、その資料として

大体が試算表の提出を求められます。

 

そしてその試算表で比較して、

売り上げが下落したかどうかを確認する。

 

ということは、

売り上げの下落が数字に出ていないと

ダメだと考えられます。

 

 

経営者としては、

そんな悠長なこと言っていられません。

 

結果として数字に出た頃には、

資金が完全にヤバい状態に

なっているのではないでしょうか?

 

 

 

リーマンショックの時もそうでしたが、

いきなり売上が一気に落ちる時は

瞬間で資金ショートの可能性があります。

 

 

 もっとタイムリーな資料、

例えば、キャンセルになった

注文書とか予約台帳とか、

 

タイムリーな資料でも

その影響の大小は判断できると

思うんです。

 

政府もその辺りをちゃんと考えて

制度設計をして欲しいものです。

 

 

最後までお付き合い、

ありがとうございました。

 

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経営者の懐刀

みらい会計エキスパートの

吉田 大  です。

 

主に2代目社長を中心に、

『常に先手を打つ経営』の実践

アシストすることで、

経営者が抱えている

『目に見えない不安』

解消に日々活動しています。

 

いよいよ

確定申告のシーズンに

突入してきました。

 

最近定着しつつある

『ふるさと納税』

 

専用サイトで、

ネットショッピングの感覚で

できちゃうし、

ワンストップ制度にすれば、

確定申告しなくていいしで、

それなりに

使い勝手が良くなってきてます。

 

 

 

 

そんな中で、

ある社長と確定申告の

打合せでの一コマ

 

「先生、

 今年も結構ふるさと納税で

 いろいろ頼んだよ。

 ネットでチョイチョイだから

 楽だね。

 あれは確定申告も

 必要ないんだよね?」

 

「社長、

 ちゃんとワンストップに

 してますよね。

 だったら、

 申告はしなくて

 いいんですけど…

 

 確か、

 今年も医療費控除の

 手続きするって

 いってませんでしたっけ?」

 

「そうそう、

 今年も結構病院

 行っちゃったし…

 病院の領収書も

 結構あるんじゃないかな」

 

「社長、

 だったら『ふるさと納税』の

 寄付証明書も

 用意しておいてくださいね。

 

 医療費とかで

 確定申告する場合は、

 ふるさと納税についても、

 再度手続きしないと

 無効になってしまうんです

 

「えっ、先生

 だってワンストップって…」

 

「ザックりいうと、

 あれは確定申告しない

 サラリーマンのための

 制度なんです。

 

 確定申告しちゃうと、

 ふるさと納税についても

 上書きされちゃうんで、

 再度申告しないと

 無かったことに

 なっちゃうんです

 

 

実はこの話、結構あります。

 

確定申告に馴染みのない人だと

 

「給料については年末調整、

医療費は医療費の申告、

ふるさと納税はワンストップ」

 

って具合に、

別物として切り分けて申告する

って思っている人、結構います。

 

確定申告の手続きは、

その人の

1年分の全部の収入と

全部の支出関係を

一枚の申告書に

全部盛り込むことから

始まります。

 

一気に広まった感のある

「ふるさと納税」ですが、

何気に落し穴もあります。

 

そうは言っても、

サラリーマンの占める割合が

全体の90%近くと

いわれていますので、

その効果はかなりのものだと

思います。

 

ただ、そもそもの盲点として

確定申告の手続き自体が

まだまだ国民に理解がない。

 

そんな気がしてならないです。

 

久々のblogアップなので

税理士のような話題でした。

 

本日も最後までお付き合い、

ありがとうございました。

 

 

 

2代目社長の懐刀

みらい会計エキスパートの

吉田 大 です。

 

 

主に、先代からの負の遺産から抜けたい

そんな2代目社長を中心に、

『常に先手を打つ経営の実践』を

サポートしています。

 

 

この間、クライアントの社長と

『目指すべきリーダー像』

について話し合ってみました。

 

歴史上の人物から、有名な経営者、

ドラマの登場人物からアニメの人物まで、

それこそいろんな人が挙がりましたが、

吉田自身一番わかりやすい人物というか

キャラクターとして、

 

ワンピースのルフィ

 

を挙げました。

 

ルフィって、

リーダー像としては一番シンプルで

判りやすいリーダー像だと

吉田は考えています。

 

最初から

「俺は、海賊王になる!」

の一言で、

 

仲間から共感を得て、

共に歩んでゆく。

 

ルフィ自身は細かいことは言わないので、

その仲間が自分たちで自ら考えて

最善のアクションをおこしてゆく。

 

それぞれがバラバラではなく

同じ方向で進んでゆく。

 

そして、

そんな仲間たちを

ルフィは決して裏切らないし、

大切にしている。

 

一人ひとりが一騎当千の強者なのも、

さることながら、

決してブレないルフィの想い。

 

初めから一貫して

「俺は、海賊王になる!」

これが全ての原動力になっていると

吉田は考えています。

 

 

この麦わら海賊団を

自分の会社に置き換えた場合、

最高の組織になる。

 

そう思いませんか?

 

専門家のエキスパート集団を率いて、

バリバリと目的を達成してゆく。

 

そんな自分の姿を想像しただけで

ワクワクしてしまいますよね。

 

 

それには

社長自身が社員一人ひとりに

判りやすく共感を得られる想いが

絶対に必要となります。

 

そして、

その想いを込めた

『目指すべき目標』

をコトバに紡いでゆく。

 

 

簡単なコトバでいいんです。

とにかく自分の想いを打ち出して、

まずは社員に発信してみる。

 

そして、

ブレることなくこれを言い続ける。

 

社長が、

目指すべき目標を示してくれなければ、

それに従う社員さん達は、

どこへ向かえばいいか判らずに、

それこそ右往左往してしまって、

ムダな動きばかりしてしまいます。

 

 

もし自分1人でコトバが出てこなければ、

吉田が一緒にお手伝いします。

 

 

本日も最後までお付き合い

ありがとうございました。

 

2代目社長の懐刀

みらい会計エキスパートの

吉田 大 です。

 

 

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前回のblogでは先代社長の相続について

特に相続税対策を中心に触れてみましたが、

 

 

じつは先代社長の相続で一番大切なこと、

後継者に対して絶対に残してほしいモノって、

もっと別にあると僕は考えています。

 

 

 

それは『会社の経営理念』です。

 

もっと言ってしまうと、

先代社長が

事業にかけていた想いとか、情熱とか、

いつもはあまり口に出さないけど大切なこと

これをちゃんと承継しなければいけないと

僕は考えています。

 

 

だって、先代社長が現役の時は、

その先代社長の

想いとか情熱とかに共感した人たちが、

会社の内外にかかわらず、

その事業を、支えてくれていたはずです。

 

 

いくら超人的な経営者でも、

自分1人では何もできません。

 

 

そこには社員さんとか、客先の人とか、

サプライヤーの担当者とかが、

先代の経営理念に共感してくれて、

協力してくれたからこそ今がある。

 

そう思いませんか。

 

 

それなのに、

経営者が代わったとたんに

その経営理念や想いは何処へやら。

 

「先代のやり方はもう古い」

 

とか言いながら、

いきなり自分の色を出そうとする

跡継ぎ社長だったりすると、

 

せっかく

会社の周りに集まってくれた人達が、

潮が引くように「サーッ」と

いなくなってしまいます。

 

 

でも、もしそうなった場合は、

その原因は跡継ぎだけの

責任ではありません。

 

その責任は先代にもあります。

 

 

「ウチの会社は、一番目立つところに

ちゃんと経営理念を掲げて、

毎朝これを唱和しているから大丈夫だ」

 

なんて思っていても、

 

その「経営理念」の裏側にある、

もっと大切なことをきちんと

言葉にして跡継ぎに伝えていますか?

 

 

何か大切な出来事があったから、

今の経営理念を掲げるように

なったのではないですか?

 

 

まさか

 

「一番近くにいて、常に行動を共にすれば、

あえて言葉にしなくても

自分の想いは確実に跡継ぎに伝わっている」

なんて考えていたら、

 

そんな想いは絶対に跡継ぎには

伝わっていません。

 

 

人間は言葉を使って

コミュニケーションをする生き物です。

 

 

伝えたい想いは、

ちゃんと言葉にして

伝えてあげなければ、

絶対に相手には伝わりません。

 

 

「俺の背中を見て盗み取れ」

なんてことは幻想でしかありません。

 

 

上面だけの経営理念なんかじゃなく、

もっと大切な部分まで

きちんと丁寧に承継しましょう。

 

 

事業家としての相続対策とは、

始めに想いをコトバで伝えて、

その後に具体的な財産のことを考える。

 

この順番を考えてください。

 

 

そして伝えたいコトバって、

どんなに凄い価値があっても、

相続税なんて一切発生しませんから!

 

 

そして、跡継ぎ社長は

先代からコトバで伝えられた大切なことは

必ず承継しましょう。

 

 

本日も最後までお付き合い

ありがとうございました。

 

 

 

2代目社長の懐刀

みらい会計エキスパートの

吉田 大 です。

 

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サポートしています。

 

 

先日、

クライアントの先代社長さんから

相続について相談されました。

 

「先生、

じっさい俺って相続対策の必要って、

あるのかな?」

 

まあ、

ずいぶんザックリとした投げかけでしたが、

 

よくよく話を聞いてみると、

4年くらい前に相続税について変わって、

今まで相続税なんて関係ないって人たちまで

相続税の心配をしなきゃならないということを

聞いてきたらしいんです。

 

そして、

自分の周りの仲間たちも、

ここにきてソワソワ動き始めてきたんで、

自分も心配になってきたみたいです。

 

確かに年齢を重ねると、

心配事の一つではありますよね。

 

しかも、

お国が変に老後の心配をかき立てるような

発表までして・・・

 

 

相続税の場合は、

自分の全部の財産をお金に換算して、

その合計額から基礎控除額をマイナスして、

出っ張った部分に課税されます。

 

この場合、

結構忘れがちなのは

自分の会社の株についてとか、

自分が会社に貸している、

いわゆる『役員借入金』あたりは

気を付けないといけません。

 

あと、

基礎控除は3,000万円

プラス相続人1人につき600万円

の合計額です。

 

ちなみに愛人とかは入りませんから(笑)

 

 

ここで出っ張ると、

直ぐに言い出すのが『生前贈与』です。

 

でも、

贈与税って日本で一番高い税金だと

僕は考えています。

 

それに、

自宅の不動産とかは評価の特例がありますし、

保険金も一定の控除額があって、

その全部に課税されるわけではありません。

 

そして、

奥さんが相続した部分については

税額で1億6,000万円までは無税です。

(奥様は大切にしましょう。

何気にこれが一番の相続対策でもあります)

 

なので、

へたに生前贈与とかをすると、

その時の手数料とか贈与税とか、

ムダな負担が出てきてしまいます。

 

 

結局は、

その先代は生前贈与とかは

しなかったのですが、

 

今後の身の振り方というか、

誰に何を残すかとかを考えるのには

良いきっかけになってくれたみたいです。

 

 

はっきり言って、下手に動かすよりも、

何も動かさない方が

よっぽど相続対策になる時があります。

 

ただ、

誰に何を残すかについては

自分の意思表示をはっきりさせた方が

良いと思いますし、

 

残された人たちも、その方がスッキリします。

 

 

 

たまには税理士らしいことを書いてみました。

 

今回も最後までお付き合い、

ありがとうございました。

2代目社長の懐刀

みらい会計エキスパートの

吉田 大 です。

 

 

主に、先代からの負の遺産から抜けたい

そんな2代目社長を中心に、

常に『先手を打つ経営の実践』

をサポートしています。

 

 

昨今はよく

『スピード感ある経営』とか

『経営スピードの加速』という

キャッチを目にします。

 

たしかに何事についても早い方が有利、

他社より早く動くことに、こしたことは

ありません。

 

では、この『スピード感』って何ですかね?

 

 

それは、「やる」か「やらない」か

「マル」か「バツ」かを

瞬時に判断することだと考えています。

 

 

 

そのためには、判断基準のモノサシを

ちゃんと持っていないとできないですよね。

 

このモノサシが『その人の価値観』であると

僕は考えています。

 

価値観とは

『何が好きで、何がキライか』

『何が大切で、何が大切じゃないか』

 

 

この価値観が明確になっていれば、

瞬時に自分の価値観と照らし合わせて

『マル』か『バツ』かを判断できる、

そう思いませんか。

 

 

そのためには、日頃から自分の価値観を

明確にしておく必要があります。

 

 

 

そして、その価値観を明確にするために

大切なことは、『なぜ?なんで?』です。

 

 

なんで好きなのか、なんでキライなのか

なぜ大切なのか、なぜ大切じゃないのか

 

今一度これを自分自身に問いかけることによって

より、自分の価値観が明確になってきます。

 

間違っても『なんとなく』でごまかさずに、

ちゃんと絞り出してみましょう。

 

 

判断基準=自分の価値観

 

これを磨くことが、

『スピード感ある経営』への

第一歩です。

 

 

 

今回も最後までお付き合い、

ありがとうございました。