世界遺産なんちゃら

世界遺産なんちゃら

ちょっと気になる世界遺産、旅行で行った世界遺を掘ってみます。世界遺産の覚え方もね。

 石見銀山エリアから、再び私は海岸線に出ました。天気もよく、海は青くて爽快。春の風が吹いて、白波も立っています。

 その日は、日本海を満喫しながら西へ向かうプランです。絶景ポイントに2カ所立ち寄りました。

 

 1つ目は「石見畳が浦」です。場所がちょっとわかりにくかったので、ちょうど戻って来た親子連れの方に訪ねると、「潮が満ちてきているから、早く行った方がいいですよ。」と教えてくれました。人が歩く用のトンネル入ると、天然の洞窟のような感じ。礫岩の地層がワイルドです。

 そこを抜けると、目の前に「千畳敷」という平らな岩場が広がっていました。ここは、1600万年前の地層が明治5年の浜田地震で隆起してできた隆起海床です。縦横に亀裂(節理)が走っているのを畳に見立てて、畳が浦という名がついたそうです。腰掛けのようなかわいいノジュールもあり、海辺の散策にぴったりでした。

 

 

 2つめは、そこから1時間ぐらい車で走ったところにある「須佐ホルンフェルス」です。

 道から海沿いに散策路が続いていて、大きな岩の上に出ます。ここは、1500万年前のマグマの熱を受けてできた日本で一番有名なホルンフェルスです。

 

ホルンフェルスとは何か!信州大学のホームページから紹介したいと思います。

教育学部竹下研究室の「石ころ妄想図鑑」より

ホルンフェルス(変成岩)一見、泥岩のようですが、よく見ると泥にはないツブツブ(結晶)が。マグマの熱に焼かれて変身(変成)した岩石です。熱によってかたくなっているので割れると角(ホルン)のようにとがることが名前の由来。

 須佐のホルンフェルスは砂岩と泥岩が交互に堆積していて、縞模様がおもしろいです。大岩の下へ降りられるようになっていますが、手すりや柵などはなく、細いあぜ道みたいなところを降りていきます。その日は風が強く、よろめいたら下まで真っ逆さまで、岩に激突し瀕死の重傷か・・・とちょっとこわい気もしましたが、無事降りて写真を撮りました。(無風の日や、若い人なら全然大丈夫)

 

 ちなみに、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産となっている那智大滝(熊野那智大社のご神体です。)はホルンフェルスの岩の上から流れ落ちているのだそうです。硬いホルンフェルスだから、滝で浸食されず、日本有数の滝の景観が生まれているそうですよ。