先日、発売されたaikoのニューアルバム。


初回盤と通常盤で特典が違うという売り方が物議を醸していたところですが、


重度のaikoジャンキーを自認するこの王さま。


あこぎな商売に乗せられてしまうことに一抹の逡巡を覚えたものの、


購入を断念するという選択肢はなく、



結局のところ2枚とも買ってしまいましたw


特典ディスク「aiko's Radio」自体、


それぞれ40分超のアイコトークが収録されているのに加え、


過去の楽曲のリアレンジバージョンを聴くことができるので、


それだけでも十分に聴き応えがあります。


中でも、青い方に入っていた「鏡」のロックバージョンは、


個人的に大好きな曲のアレンジでして、満足度もひとしお音譜

(ちなみに、赤い方は「恋人」のロックバージョン)


とはいえ、アルバム1作で6,000円は、やはり割に合わない出費だと思わざるを得ません。


せめて、6曲ずつのミニアルバムにして、それぞれ2,000円くらいで発売してくれたら、


文句もなかったんですけどね…。



はてさて、肝心のアルバムの感想ですが、


今作のファーストインプレッションは、まさに…


泡のように微妙(・∀・)


最近のaikoは、楽曲の傾向として、


歌詞を詰め込みすぎるきらいがあるんですよ。


なので、歌詞カードをみない限り、なんて歌っているのか分からない。


加えて、過去の作品に比べて、曲調のバラエティにも乏しく、


みな同じようなミディアムポップなもんで、


さらっと聞き流せてしまい、とりわけ印象深い曲はありませんでした。


もっとも、聴けば聴くほど味が出るスルメソングがaikoの真骨頂ですから、


なんどかリピートしているうちに、じわじわと心に沁みてくる良さはありましたが。


おそらく、


ライトなファン層にとっては、物足りなく感じられるのではないかと。


ぜひ次回作では、原点に立ち返って、


「花火」や「ボーイフレンド」のように、誰もが口ずさめるキラータイトルを送り出して欲しいものです。



それから、あこぎな商売はもうやめてください>_<











バーン様とばっちりwww




(915番目の辛口批評)