こんにちは、一吉真由美です。


小さい頃の思い出。

3歳~小学校3年まで、
私は父方の祖母の家に預けられ
母と別れて暮らしていた。




確か4歳ぐらいの頃かな、
熱を出して幼稚園を休んだ
ことがあった。


体がだるくてふわふわする。
口の中がまずくて心地悪い。


体調の悪さで、母親がいない
寂しさが世界中に広がったような
気がしていた。


それなりに心細くなるものだ(笑)



そこに白衣を着たお医者さんが
往診に来てくれて、私はお尻に
太い注射を打たれた、そんな記憶がある。



10人も子育てをした祖母にとって
ちょっとした子どもの発熱は、
よくある出来事なのだろう。




太い注射と寝ていなさい、の言葉だけで、

プリンを食べさせてくれるとか、
優しい言葉をかけてくれるとか、
必要以上に構ってくれることはなかった。



だから発熱に少しもメリットを
感じることなく、それはひたすら
虚しいことだった。


メリットなんてない。
辛いだけ。
損・・。







この体験のおかげで
私はめったに発熱しないし、

例え発熱しても大体一晩で
引いてしまう。



今となっては、あのとき変に
構ってもらわなくて本当に
良かったと思う。


大人の今ではよくわかるけれど、
あの頃は、祖母のそんな態度をみて
【愛がない】【バカなんだ】
と信じ込んでいた。


・・・・・(。・ω・。)



本当に子どもの頃の認識は、
目先の利益だけ・・・。



長い目で見たら、
構わない、動じない祖母の
判断は本当に愛が溢れていると思う。




別れて暮らす前に母に対して、
期待した通りに動けとばかりに


感情の塊となってギャーギャーと
わがままを言っていただろう幼い頃
の私が、



自分の期待した通りになど物事は
動かないものだ。ということを知った
祖母との暮らしを


私は「山寺時代」と呼んでいる(笑)




祖母はお母さんのように


泣いたら優しく構ってくれない、
だから自分のことは自分でするしかない、
悲しくたって自分で耐えるしかない、
否応なく成長せざるを得なかった。



逆を言えば
山寺に預けないといけないほど
幼い私は超わがままで甘ったれだった。




と・・・、


気づくまでに、
40年近くかかった(笑笑)




今では私にとっての祖母は
愛溢れるゴッドマザー、
子育ての達人へと変わった。



インナーチャイルドの認識は
短くて狭い。


長期的視野をもって物事を
見ることはできない。


今だけ良ければそれで OK。



とても素晴らしい人を悪人と
決めつけてしまうほど幼い視野。



本当に未熟なんだけれど、
そんな未熟な私もまた私。



祖母のおかげで 割と健康に
生きられている今の私。




いつも愛されていない・・、
と感じて知らず知らずに
恨みを募らせてしまった幼少期。



愛に気づいていないだけ、
愛が見えていなかっただけで、



私は祖母からとても大きな
愛を注いでもらっていたのです。



こうやって認識が変わって行く
度に、人生が温かく感じてくる・・。


本当の幸せってそういうところ
にあるものなんだと思います!



それにしてもねぇ・・・、
構って~にご用心!ですよ。


改めてそう思います。



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ではまた次回
ごきげんよう♫


一吉真由美