脳の錯覚掃除人 甲田真由美です。
さて、今日は私が行っているセラピーについてご紹介して行きたいと思います。
大人の自分の中にある現在の問題を引き起こしている未熟な思考を発見して修正することで、その問題を解決していく手法で、インナーチャイルド療法と言います。
従来は、傷ついた子ども心を癒す・親を許すまででしたが、
TAW理論は、もちろん傷ついた心は癒しますが、それどまりにしません。
誰かが悪いで終わらずに必ず自己完結を目指します。
一体何を言っているのかわかりませんという方のために、
今日はクライアント様から許可を頂いた範囲でですが、事例をご紹介したいと思います。
S様ご協力ありがとうございます。
ご相談内容
年収をもっとアップさせたい
成功したい、年収を上げたいS様の行く手を阻む未熟な思考とはなんだったのでしょうか?
誘導瞑想によって、S様の5歳のころに戻っていきます。
誘導瞑想とは、私の声によるナビゲートに従って、子供のころの出来事を空想していただくことです。
皆様も目を閉じて、目の前にリンゴをイメージしてくださいって言ったらリンゴを空想できますよね。それと同じです。
いつでも目を開けていただけますし、決してオカルトチックなものではありません。
すると、S様が幼稚園でお遊戯会の練習をしている場面が浮かんできました。
役柄は子豚役・・・。3匹の子豚なんでしょうか?
ストーリーはわからないそうなんですが、とにかくお友達何人かで一緒に子豚役だったのです。
S様は元気がありません。
主役の男の子は、背が高くてかっこよく見えたのです。
S様は絶望します
だって前の幼稚園では主役だったのに・・・。
どうせ主役はできない。自分はどうでもいい役ばかりだ。
豚役を本気出してやったらかっこ悪いから、もう適当にやるよ。
そんなことを思ってしまったのです。
さすがな凹み具合なので、ここで癒します。
子ども心は絶望しているのです。
そうだったんだね、よしよし・・・。
チャイルドは安心してきます。
でも・・・それだけではだめなのです。
そんな役しか与えない先生が悪いとか、凹んでも当たり前だわ、で終わったら、この子がいつまでたっても成長しないのです。
幼稚園の先生もSさんの気持ちをちゃんとわかっています。
きちんと役をこなせたら、次はもっと良い役を考えていてくれているのです。
なので、この絶望チャイルドに望むものを手に入れる方法を教えていきます。
今与えられた子豚の役をしっかりやってごらん。
あなたがもっといい役を演じるためには、今豚役を目いっぱい演じることが大切なんだよ。
それが実力をつける方法だよ。君ならきっとできるよ。
先生も大人の私もそう思っているし応援しているよ。
というようなことを上手に言って、豚役をしっかりこなすようにもっていきます。それがふてくされているよりも得だということを教えます。
お得とわかると、絶望チャイルドはよみがえります。
そして、颯爽と子豚役を演じます。
観客から大喝采を貰って誇らしげなチャイルド
大喜びです。
ちょっとした調整でさらなるお得感を教えていき、チャイルドの勘違いをほどきます。
Sさんは、現在の仕事の状況と、この幼稚園でのお遊戯の出来事が一致していることに驚いていました。
幼稚園の先生の気持ちはSさんの上司の気持ちと相似になっています。
年収アップを妨げていたのは、
こんな役本気でやったらかっこ悪いから適当にやるよ
=現在の仕事を適当にやるよと思っている部分があること
怠慢=貧乏神の思考でした。
もちろんSさんだって遊んでいるわけではありませんし、実績だってありますが、自分の脳の中に、絶望して適当にやるからいいよって意欲的な自分の足を引っ張るような思考があるならば、修正した方がお得ですよね。
ここを修正すると、年収アップにつながる訳です。
チャイルドが主役を取りに行くために意欲的に頑張ってくれればくれるほど、現在のSさんも意欲的に仕事に取り組めるし、また仕事上でも主役がとれるようになるのです。
現在の問題と幼少期の出来事は、相似形です。
幼少期の出来事が拡大して、現在の問題となっています。
出来事が大きくなったところで修正するのはとても困難です。
なぜなら、感情も拡大しているからです。
このインナーチャイルド療法は、問題解決に導くための無敵のツールです。
お金のトラブル
人間関係のトラブル
言うことを聞かない我が子
憎たらしい上司
思い通りに結果を出さない部下
夫婦関係
三角関係
どんなトラブルでもその元になってい思考の種を見つけることができます。
私もこうやって思考の種を見つけて修正を重ねることで人生を好転させました。
もし何か一歩踏み出せない何かがあるなら、いつまでも悩んでいないで是非セラピーで解決なさってくださいね。
思考の種を見つて修正をしましょう。
あなた様が、一刻も早く人生を好転させる事をお祈り申し上げています。
お読みくださいましてありがとうございます。