ようこそお越しくださいました。
宝探しの案内人 甲田真由美です。
その友人、幼少期の家庭環境はとても裕福だったらしく、なんと家に乳母がいたそうです。
お嬢ちゃまと呼ばれ、フルーツが食べたいというと、乳母が銀座の果物屋さんに手を引いて連れて行ってくれたそうです。
そこのお店の果物はとても甘くておいしかったとか・・・。
いいなーぁ生まれた時から銀座、乳母がいて、美味しい果物を小さいころから食べたなんて、いいなぁ~
私は所詮田舎育ちだものそれに父方の祖母の家に預けられて、お母さんいなかったし、なんてみじめな幼少期なんだろう
こんな思いをさせた私の両親は何てダメなんだろう
TAWを学ぶ前はそんな風にいじけていました。
でも、その必要はなかった。
実は私も同じ体験をしていたのです。
気付かなかっただけなのです。
お嬢様は私
私の祖母はスイカ作りの名人で、家の側の畑には大きくて甘いスイカがごろごろなっていました。
おばあちゃんスイカが食べたいよ、というと、祖母は私の手を引いてスイカ畑に連れて行ってくれ、スイカをコンコンと指で叩いて、一番食べごろのスイカを選んでくれたのです。
私は、よく冷えたスイカの真中の一番甘いところを贅沢にも独り占めして食べたのです。
しかも食べ残しのスイカを庭においておくと、翌朝カブトムシが採れたりして、2倍お得のおまけつき。
乳母=祖母
銀座の果物屋=畑のスイカ
他人の話ではなくて、自分の過去の話を聞いて羨ましいと思っていたのですね。
都会に来てスイカを買って食べたら、全然甘くないのでびっくりしました。
祖母のスイカに勝るものはないのです。
スイカは畑でごろごろなっていて、それが当たり前だったのです。
何て贅沢な話なんでしょう。
あのころ祖母と私は二人暮らしだったのですが、私のためにスイカを作ってくれていたのだと思います。
その祖母を、母親を追い出した悪者だと勘違いしていたのですから、本当に悪者は私ですね。
幼少期の認識は、本当に勘違いのオンパレードです。
たっぷりと愛情を注いでくれていたのに、平気で悪者にしてしまうのですから、極悪な加害者ですね。
心の奥ではちゃんと自分が悪者だって知っているのです。
スーパーでスイカを見るとあの甘くておいしいスイカを思い出します。
おばあちゃん悪者にしてごめんなさい。
本当にかわいがってくれてありがとう。
脳から錯覚を取り除くと、自分の周りから悪者がいなくなるんですよ。
深い安心感とともに愛に満ちた世界が見えてくるのです。
宝物探し隊の皆様にも是非体感していただきたいですわぁ
では、また次回