OIG/ONO
 激動の1998年も折り返し地点を過ぎた
 プータローとしての自由気値な生活も関東地方が入梅したと同時に終わりを告げた
 After AUSTRALIA
 そのほとぼりが冷めやらぬ内に四月となった
 一時休止していた大型二種免許の取得に本腰を入れハ回目の挑戦にして四月末無事合格
 明けて五月すぐに公認の教習所にて牽引免許の教習を開始、規定内にて一発卒検合格
 残るは大型特殊のみ、これは六時間の教習で終わるので再就職後の休日を利用する予定
 六月、職安での余りの求人状況の悪さに業を煮やし、直接会社へ電話で面接申し込み予てからの狙いであった外資系の自動車ディーラーに一発でアポを取る。
  後はとんとん拍子に話は進み、スンナリと採用決定その外資系とは、BMWである。
 但し、MotorradではなくMotorrenである、つまりクルマの方だ
  さて・・・・無事再就職はした。
  だが聞くところによると夏休みは三日しか無いらしい。
  これは、有給を貯めて来年に賭けるしかないか、と落胆して仕事を始めた頃 現場の上司から朗報が伝えられた
  「4月から通常の社員として休日が与えられるから、夏休みの予定を考えといて」との事
 「八月は何日間の休みがあるんです?」と俺
 「14日間、内三日聞か全休で十一日間が個人が自由に決められる休暇だな」と上司
 「・・・・」(含み笑いと小さなガッツポーズ)
 斯くして、今年も無事に北の大地に渡る事と相成ったのだ
 全日程は九日間とし、内約一週間は北海道内での行動となる
 もう、ウハウハである
 急いでツーリングルートのプランを練り、フェリーの予約日には休日を当てがった
 予約日当日には、開店前の旅行代理店の入りロに陣取り一番に受け付けを受ける
 往路・復路ともに予約を確保、しかも往路は二年振りの日本海航路だ