IG/OFF
色々有り過ぎた。後記の欄を使って今年のツーリングレポートの纏めをしようと思っても、その内容の濃さは今迄のなかで最高レベルのものだったかもしれない。
精一杯添削して書き上げたつもりだったが、やはり長大な作品となってしまった。来年はもっと静かで順調でそれでいて、いい出会いがあるようなツーリングであるように望みたい。(毎年そうお願いしているのだが)
十一月に入って小包が自分あてに届けられた。送り主は『糠平」の峠でパンク修理をしてあげたハスラーのライダー(古角氏)からだ。中身は現地で分かれ際約束した通り、潮の地酒が一升瓶で入っていた。
そして、一通の手紙が添えられていた。それによると彼はその後札幌方面に走り、途中の由仁町でようやく新品のタイヤを手にいれる事が出来たのだそうだ。そして、十九日のフェリーで無事に生還されたそうだ。おそらく彼は翌日バイク屋へ走り、パンク修理キットを買った事だろう。
五体満足で生還する終わり良ければ全て良し、その旅のプロセスがきつくても、それでまた来年があると考えれば、一年なんぞは瞬く間に過ぎ去ってしまうものだ。
例によって、また年越しの完成となるツーレポ、来年はもう少し簡単に書かせてほしいもんだ。