旅の終わり 5.22 |
朝から雨である。しかし、気分は悪くない。寧ろ此処連日の暑さから解放されて助かる。少々蒸しているのが困り者だがそれも走り出せは解消するだろう。出掛けにお袋様からまたまたお返しを貰ってしまった。いつもすいません。これもどっちかが止めないとおばさん同志はお礼の応酬が好きだから間に入っている自分は気が気でならない。 天宝さんのクラウンエステートに先導して貰って京滋バイパスへ。そこでお別れし、久方ぶりの高速道移動を開始。ここから400キロ先の自宅までひたすら東へ。天気は正に梅雨の走り、降ったり止んだりの繰り返し、気温も余り下がらない。南からの風が強く少々横に流される。だが、フル積載での我々はほぼ安定した状態を保っていたので、バランスを大きく崩す様なことは無かった。名神~東名と走って、静岡県まで一気に移動、浜名湖SAでガソリンと昼飯。外にあるベンチで横になるのが此処での習慣なのだが雨が本降りになってきたので早々に出発。淡々と走る。法定速度が100㌔になったおかげで自分達が最も快適と感じる巡航速度100+?は正に無心になって走る事が出来、例え御殿場で雨が土砂降りになっても、トラックが列をなして道を塞いでいてもペースが大幅に変化する事はなく、浜名湖SAから全く休憩せずに神奈川県海老名SAにてガス補充とコーヒー休憩。時刻は5時。ここで、自宅に電話をするも留守電だったので伝言を入れて出発。 首都高3号線が渋滞という表示を見て、横浜町田ICから保土ヶ谷バイパスに乗り換え、保土ヶ谷ICで首都高湾岸線に乗り換え、ベイブリッジ・鶴見つばさ橋・東京湾トンネルと順調に通過。流れのよい東関東道を走り湾岸習志野からR357に降り千葉方面へ、そしてR14に入り自宅到着。 ![]() 5月22日午後7時30分。総走行距離3424km、日数34日のロングツーリングはこれを持って完遂した。事故も違反も怪我も病気も無く、本当に無事に帰ってこられた。天気も今回は回復を待っての移動が出来る余裕があったので、移動中の雨はえびの高原~桜島までの午前中と屋久島上陸初日の数時間、種子島上陸初日の数時間だけである。この時期、この日数にしては今まで無い恐ろしいまでの晴天率ではないだろうか。特に大きかったのはツーリング前半の移動が主体だった時の連日の晴れの日が大きかった。あの晴れは結局えびの高原に下りてくるまで続いていたのだ。そして、いつも雨に祟られて嫌な思い出しかなかった四国の山の中で一滴の雨にも降られなかったと言う快挙。これも凄かった。最終日の雨は、それに比べればまさにご愛嬌。むしろ、気分転換になってしまったという、おかしな雨中移動になってしまった。 この場をお借りして、このツーリングに楽しい思い出を提供してくださった数多くのライダー、地元の方々にお礼を申し上げます。有り難うございました。 [完] この投稿の関連画像はこちら。 |