缶詰 5.7
朝、フロントからの電話で目が醒めた。朝食の用意が出来た。とのこと。猛烈に眠い。夕べは布団に入ってからの記憶が全く無い、横になって直ぐ眠ってしまったのだろう。それほど、体は睡眠を要求していたのだろう。
朦朧とした気分のまま朝飯を食べ終え、部屋に戻る。PCの電源を入れ、WEB天気予報をチェックする。ため息が出た。明日も雨の予報。沖縄上空にいる梅雨前線の影響がここまで来ているのだろう。今見ているTVの天気予報でも今週前半はこのような天気が続くというふざけんなといった心境だ。世間の皆さんが、一人で遊び歩いている人間を見たら「ざまぁ見ろ」と思うだろう。せっかく、人いきれから解放されたと思ったのにこれでは余楽しくない。
でも、大雨の峠は越えたみたいだし風も収まり、あたりは蒸しっとした空気が支配している。まるで、梅雨の最中のようだ。明日は流石に移動したい。熟睡したお陰で、気力体力ともに回復し、移動できる気持ちの準備は出来た。北部に2箇所のキャンプ場があることを確認しているし、西之表市役所にも問い合わせをして、情報の収集はおおよそ把握した。天候はここしばらく悪いのは覚悟の上。本土の鹿児島もここと同じ天気なので逃げるように本土に再上陸しても行動できる範囲は限られてしまうのは分かっている。
それに、本土に戻ってから天気が良くなったら悔しいではないか!こんな事も出来るのは、もうないと思っているし機が熟すまで辛抱強く待つつもりだ。「止まない雨は無いじゃない、晴れない日は無いじゃない」と、松本人志氏はトークでよく言っていたが、それは本当にその通りだ。
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